窒息、悲しみ、極寒からくる麻痺がテーマ? ザ・ブラック・キーズの最新アルバムが遂に完成
窒息、悲しみ、極寒からくる麻痺がテーマ? ザ・ブラック・キーズの最新アルバムが遂に完成

 ダン・オーバックとパトリック・カーニーからなるザ・ブラック・キーズが、待望の最新アルバム『ターン・ブルー』を日本で5月21日にリリースすることが明らかになった。

 前々作『ブラザーズ』、前作『エル・カミーノ』、共にアメリカにてプラチナム・ディスクを獲得し、グラミー賞でも3部門を受賞するという記録を打ち立てた、時代を揺さぶるロック・アクト、ザ・ブラック・キーズ。

 通算8作目となる最新作『ターン・ブルー』は、もはやザ・ブラック・キーズの3人目のメンバーとも言える、デンジャー・マウス、そしてダン・オーバック、パトリック・カーニーによる共同プロデュースのもと2013年の夏にハリウッドのサンセット・スタジオにてレコーディングされ、2014年初頭にミシガン州ベントン・ハーバーにあるキー・クラブとダン・オーバックが所有するナッシュヴィルにあるイージー・アイ・サウンドにて追加レコーディングが行われた。

 この最新作に関して、バンドは下記5つがキーワードだとしている。
A: 窒息(suffocation)
B: 悲しみ(sadness)
C: 極寒からくる麻痺(numbness from extreme cold)
D: ゴーラルディという名前の、60年代クリーヴランドで放送されていた深夜番組のホスト
(a Cleveland late night TV host from the 1960’s named Ghoulardi)
E: 上記4つの全て(all of the above)

 これに加え、パトリック・カーニーは、「アルバムを作るとき、俺達はいつも極限まで自分達を追い込むようにしている。ただ単に今まで発表してきたサウンドを繰り返すことなく、かといって今までのサウンドと決別するようなことはないように気を付けているんだ。このアルバムでは、俺達は楽曲が呼吸をし、ムードやテクスチャー、サウンドといった要素を探求するように作っていった。世界がこの『ターン・ブルー』を聴くその日を楽しみにしているよ」とコメントしている。

 アルバムには、1stシングル曲「フィーヴァー」を含む全11曲を収録。このシングル曲は、日本時間3月25日午前3時より、バンドのオフィシャル・サイトやオフィシャルYouTubeチャンネルなどで公開となり、同時にiTunes Storeでのシングル配信、及びアルバムのプレオーダーがスタートしている。現在このニュー・アルバムをiTunes Storeでプレオーダーすると、「フィーヴァー」がその場でダウンロードでき、入手可能となっている。

 ザ・ブラック・キーズは5月16にアラバマ州で行われるハングアウト・フェスティヴァルにヘッドライナーとして出演、その後ヨーロッパのフェスティヴァル・ツアーを行うことが決定している。

◎「フィーヴァー」(Official Audio)
http://youtu.be/iZZUY32iCzU

◎『ターン・ブルー』 トラックリスト
1. Weight of Love / ウェイト・オブ・ラヴ
2. In Time / イン・タイム
3. Turn Blue / ターン・ブルー
4. Fever / フィーヴァー
5. Year in Review / イヤー・イン・レヴュー
6. Bullet in the Brain / ブレット・イン・ザ・ブレイン
7. It’s Up to You Now / イッツ・アップ・トゥ・ユー・ナウ
8. Waiting on Words / ウェイティング・オン・ワーズ
9. 10 Lovers / 10ラヴァーズ
10. In Our Prime / イン・アワ・プライム
11. Gotta Get Away / ガッタ・ゲット・アウェイ

◎リリース情報
『ターン・ブルー』
ザ・ブラック・キーズ
2014/5/21 RELEASE (海外発売日は5月12日)
2,457円 (ex. tax)