リル・ウェイン、新作は最後のソロアルバムになると断言
リル・ウェイン、新作は最後のソロアルバムになると断言

 ラッパーのリル・ウェインが、まもなくリリースするアルバム『カーターV』が最後のソロ・アルバムになることを明らかにした。再びレコーディングするのに充分な理由を提案しない限り、次のアルバムはないようだ。

 リル・ウェインはMTVとのインタビューにて、5枚目のアルバムの後は無期限の“ひと休み”をするとし、「自分としてはこれを最後のソロ・アルバムにしようと思っている。そう、まさしく最後の“カーター”アルバムさ。5作で打ち止めだ」と話した。

 しかし、ソロの引退を考え直すのにお金が手助けになることもほのめかしており、「2500万から3500万あれば、今後もソロ・アルバムをやれるだろう」とも付け加えている。

 アルバム『カーターV』のリリース日はまだ正式に発表されていないものの、先月ニューオーリンズでのショーにて、ドレイクがステージにリル・ウェインを呼び寄せ、アルバムが5月5日にリリースされると発表した。また、先月末には収録曲と思われるトラックリストが流出している。

 『カーターV』は、シリーズ前作『カーターIV』からおよそ3年ぶりのリリースとなる。その『カーターIV』は初週96万4,000枚を売り上げ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”でNo.1を獲得。これに続き昨年リリースしたアルバム『アイ・アム・ノット・ア・ヒューマン・ビーイングII(I Am Not a Human Being II)』は、初週21万7,000枚を売り上げ2位となった。