グレッグ・オールマン伝記映画、撮影クルーの死を受け制作を中止
グレッグ・オールマン伝記映画、撮影クルーの死を受け制作を中止

 グレッグ・オールマンの伝記映画『ミッドナイト・ライダー(Midnight Rider)』の制作が休止されることになった。同映画の撮影中に貨物列車が突っ込み、撮影スタッフの1人が死亡、ほか7人が怪我をした一週間前の事故を受けてのものだ。

 サバナ・フィルム・オフィスのディレクター、ウィリアム・ハマグレンが2月27日、映画製作サイドから“制作を休止する”との電話があったことを発表した。サバナ・フィルム・オフィスは、サバナ地区で撮影する映画製作者と密に仕事をする市役所の機関だ。

 オールマン・ブラザーズ・バンドのシンガー、グレッグ・オールマン役をウィリアム・ハートが演じる映画『ミッドナイト・ライダー』。同事故が起きた2月20日は、撮影を始めてまだ日が浅かったという。

 捜査員によると、撮影クルーは同鉄道の許可なく撮影を行なっていたとのことだ。今のところ、同映画製作会社の広報担当者から折り返しの電話やメールのレスポンスはない。