Unclaimed Freight Productionsのランダル・ミラーとジョディ・セイヴィン制作によるグレッグ・オールマンの伝記映画『ミッドナイト・ライダー(Midnight Rider)』に、チャールズ・ダットン、オルディス・ホッジ、キャシー・ベイカーが出演者として加わることになった。ハリウッド・リポーターが伝えている。

 同映画では、オールマンの青年期と中年期をそれぞれタイソン・リッターとウィリアム・ハートが演じ、兄のデュアン・オールマンをワイアット・ラッセルが演じるとのこと。他に発表されているキャストは、エリザ・ドゥシュク、ブラッドリー・ウィットフォード、ジョエル・ムーア、ゾーイ・ドゥイッチ、チャド・リンドバーグなどだ。

 映画は、グレッグ・オールマンがアーティストとして苦悩する時代から、その後のオールマン・ブラザーズ・バンドの結成および成功を描いた2つのストーリーから成り、ロックン・ロールの乱暴に屈する姿や、命を失う危険を冒すかクリーンに生きる必要があるのかへの64歳時のオールマンの認識なども描かれている。

 ダットン(TVシリーズ『ロングマイヤー』)はグレッグの親友でアシスタントでもあったチャンク・ミドルトン役を演じ、ホッジ(TVシリーズ『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』)はそのミドルトンの若い頃を演じる。また、映画『ウォルト・ディズニーの約束(Saving Mr. Banks)』のラストシーンに出ていたベイカーは、オールマンの母親役を務める。

 撮影はミラー監督のもと、2月24日にジョージア州サバンナにあるMeddin Studiosにて開始されるとのこと。プロデューサーを務めるセイヴィンとミラーが脚本も手掛けている。