ケイティ・ペリー、「ダーク・ホース」が自身9曲目となる全米No.1を獲得
ケイティ・ペリー、「ダーク・ホース」が自身9曲目となる全米No.1を獲得

 高視聴率をマークした、第56回グラミー賞(日本時間27日)では、年間最優秀楽曲賞に「ロアー」がノミネートされ、この「ダーク・ホース」をパフォーマンスした、ケイティ。アルバム『プリズム』から、「ロアー」(今週18位)に続き、2曲目のNo.1、ケイティ自身にとっては9曲目の首位獲得となった。グラミー賞では、ケイティとともにパフォーマンスを行ったジューシィ・Jにとっては、初のNo.1獲得。次週、このグラミー賞の効果を受け、更にポイントを伸ばして、2週目のNo.1獲得となることは間違いなさそうだ。

 4週目のNo.1獲得とはならず、ピットブル&ケシャの「ティンバー」は2位に後退。3位にはワンリパブリックの「カウンティング・スターズ」が続き、4位にはア・グレート・ビッグ・ワールド&クリスティーナ・アギレラの「セイ・サムシング」、5位にはエミネム&リアーナの「ザ・モンスター」が停滞している。

 今週TOP10入りを果たしたのが、先週の15位から6位にアップした、ジェイソン・デルーロの「トーク・ダーティー」。
ラッパーの2チェインズをゲストに迎えたこのナンバーは、昨年9月にリリースされた、3rdアルバム『タトゥーズ・オン・マイ・ハート』からの2ndシングルで、先行シングル「ジ・アザー・サイド」(最高位18位)に続く、ヒットを記録。UKやオーストラリアでは、先立ってNo.1を獲得していて、アメリカでもTOP3入りを果たすことが期待される。2009年にリリースされたデビュー曲、「ワッチャ・セイ」で首位を獲得してから、この曲で4曲目のTOP10入り、2チェインズにとっては2曲目のランクインとなった。

 8位と9位には、年間最優秀楽曲賞を受賞した、ロードが共にランクイン。昨年、9週のNo.1を獲得した「ロイヤルズ」は、その受賞を受けて、次週再ランクアップは間違いなさそうで、2曲目のTOP10入りを果たした「チーム」も、共に上昇が予想される。TOP10以下では、年間最優秀アルバム賞受賞、グラミー年間最優秀レコード賞を受賞した、ダフト・パンクの「ゲット・ラッキー」でプロデュース、パートナーを務めた、ファレル・ウィリアムスの「ハッピー」が、先週の25位から11位にアップ。約8年ぶりとなる、ニュー・アルバムからの先行シングルで、アニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』に起用され、世界初となる24時間に及ぶミュージック・ビデオが話題を呼び、ストリーミング回数は3800万回を突破。グラミー賞でのダフト・パンクの受賞を受けて、ファレルの「ハッピー」も大ヒットの予兆をみせている。