米ビルボードが選ぶ“2014年注目のアーティスト14人”の内のひとりでもあるイギリス人ボーカリスト サム・スミスが、5月にリリースを予定しているデビューアルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』について語った。

 【グラミー賞】のレッドカーペットに登場したスミスは、「これまでに付き合ったことはないけれど、僕はどうしても愛についてのアルバムを作りたかったんだ。でも違う形の愛だよ。つまり、報われない愛と孤独についてさ。そのアルバムで僕は、ものすごく正直になっているよ」とコメント。

 また、「音に関してはある意味限界が無いんだ。僕は詩を書いたよ。何ができあがってもそれが結果ということさ。全部の曲が全く違うんだ。このアルバムには魂があるといいな」と続け、「これまでのところ、今年はすごくクレイジーだよ。“自分自身をつねる”瞬間がとても沢山あるよ。ここに来られてただ嬉しいし、1日1日をそのまま受け入れながら可能な限り楽しもうとしているよ」と語った。

 同アルバムには、Eg White(アデル、フローレンス&ザ・マシーンなど)、ジミー・ネイプス(ノーティ・ボーイの「La La La」、ディスクロージャー「Latch」など)、ジョエル・リトル(ロードのアルバム『ピュア・ヒロイン』の共同製作者であり、プロデューサー)、作詞家/プロデューサーのフレイザー・T・スミス(アデルの「セット・ファイア・トゥ・ザ・レイン」、タイオ・クルーズの「ブレイク・ユア・ハート」など)らが参加している。