マイケルさん裁判、新たな審理を求めるも裁判官が棄却
マイケルさん裁判、新たな審理を求めるも裁判官が棄却

 マイケル・ジャクソンの不幸をもたらしたカムバック・コンサートのプロモーター、AEGライブを相手取り、マイケルの母親キャサリン・ジャクソンが起こしている裁判にて、新たな審理許可を裁判官が拒否したことが明らかになった。

 ロサンゼルス上級裁判所裁判官、イベット・パラズエロスは1月13日、キャサリンのAEGライブLLCに対する裁判には、再審議をするだけの根拠は無いとの判断を下した。

 陪審員は10月、強力な麻酔薬を過剰投与し有罪判決を受けた医師を雇ったにもかかわらず、AEGには2009年にジャクソンが死亡したことについて責任がないと判断している。

 キャサリンの弁護団は、5か月後の供述により全ての問題を考慮できなかったため陪審員が不適切な評決をせざるを得なかったと主張。しかし、AEGの弁護団は同評決に問題は無いと論じた。