グラミー賞受賞者であり、ジャズシーンのアイコン的存在であるハービー・ハンコックに、間もなくハーバード大学の教授という肩書きが加わる。

 『ローリング・ストーン』誌によるとハンコックはハーバード大学の2014年 ノートン教授に任命され、2月より“ザ・ウィズダム・オブ・マイルス・デイヴィス”(マイルス・デイヴィスの知恵)というタイトルを含むバラエティ豊かな題材について、6コマの授業を行う。

 BBC“ラジオ5”のインタビューに応じたハンコックは、授業内容に関して「主に自分自身の経験についてや、いくつかの話になるだろう」とコメント。また、40年に及ぶ仏教徒である彼は、宗教などにフォーカスをあてた別枠の授業も行うとしている。

 なお、73歳のハンコックは過去にもカリフォルニア大学の音楽コースでジャズを教えている。