ジョン・オーツ、ホール&オーツの新曲やロックの殿堂入りを語る
ジョン・オーツ、ホール&オーツの新曲やロックの殿堂入りを語る

 最後にシングルがチャートインしてからほぼ10年、また2014年に“ロックの殿堂”入りが決まったダリル・ホール&ジョン・オーツが、新たにレコーディングをする計画があることを明らかにした。

 コロラドの自宅からビルボードとの電話インタビューでオーツは、「ダリルと私は、アルバムはわからないがシングルを出すことは考えているんだ。No.1ヒットの影にはいろんな曲があるし、それらの曲を掘り起こすことにも興味を持っている。別に横柄なことを言っているわけではないよ。実際に人々はヒット曲で我々のことを良く知ってくれているわけだからね。我々は何年もの間、面白い音楽をたくさん作ってきたつもりだから、それらをまた甦らせたいんだ」と話した。

 その一環として、9月には74曲が収められたボックス・セット『Do What You Want, Be What You Are』がソニーから全米で再発され、また今までに22枚のアルバムと43曲のシングルがチャートインした彼らは、2005年に米ソングライターの殿堂入りしたのに続き、ロックの殿堂入りも決定したばかりだ。

 オーツはまた、ロックの殿堂が今年から一般のファン投票を受け付けていたことにも触れ、最終集計で優位になると喜んでいた。

 幅広い人気について尋ねられたオーツは、「俺たちが素晴らしいからさ!」と笑いながら答えると、「これは名誉なことで、自分たちへのトリビュートだと思う。長年R&Bの世界や黒人のコミュニティから最も大きな支持を得ていて、我々を形成する一部だよ」と語った。

 オーツは今年5月から毎月一曲ずつコラボレート・シングルを発表してきており、それらを集めた4枚目のソロアルバム『Good Road To Follow』を来年2月にリリースする。同作にはワンリパブリックのライアン・テダーやヴィンス・ギルなどがゲスト参加している。