ディズニーの新作アニメ映画『アナと雪の女王(Frozen)』のサウンドトラックが、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”のトップ10にチャートインした。

 アニメ映画のサウンドトラックで今までにトップ10入りしたのはわずか10作品だ。その10作品目となった同サントラは、今週5万6000枚(ニールセン・サウンドスキャン調べ/先週から10%アップ)を売り上げ、Billboard 200で11位から10位へランクアップ。ディズニー/ピクサー2006年の作品『カーズ』以来となるトップ10入りを果たした。

 なお、これまでにトップ10入りしたアニメ映画のサントラ全10作品のうち、6作がディズニー作品だ。これまでには、『アラジン』(1993年/1位)、『ライオン・キング』(1994年/1位)、『ポカホンタス』(1995年/1位)、『ターザン』(1999年/5位)、『カーズ』(2006年/6位)がトップ10入りしている。

 ディズニー以外の残り4作品は、『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲/Pokemon: The First Movie』(1999年/8位)、『シュレック2』(2004年/8位)、『おさるのジョージ/Curious George』(ジャック・ジョンソン)(2006年/1位)、アニメと実写を融合した『スペース・ジャム』(1997年/2位)となっている。

 11曲入りの『アナと雪の女王』サントラは、クリストフ・ベックによるスコアをはじめ、デミ・ロヴァートのアディショナル・トラック、およびジョナサン・グロフ、イディナ・メンゼル、クリスティン・ベルらキャストによる曲を収録。アルバム中の「レット・イット・ゴー」は、アカデミー賞オリジナル・ソング部門でのノミネートをかけ争っている。

 高い評価(映画のレビューサイト『Rotten Tomatoes』では12月18日に89%の“フレッシュ”を獲得)を得ている同ディズニー・アニメ映画は、13日から15日の先週末にかけてアメリカとカナダにおいて興行成績2位となった。