ビヨンセ、話題のアルバムが一夜にして40万枚を突破
ビヨンセ、話題のアルバムが一夜にして40万枚を突破

 ビヨンセがUS現地時間12月13日午前12時01分にiTunesで突如独占リリースしたサプライズ・アルバムが、わずか一夜にして43万以上のダウンロードを記録した。週半ばに予測チャートが公開されれば、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”のNo.1獲得が堅いことも明らかになるだろう。

 同アルバム『ビヨンセ』は、配信開始から3時間後には8万を少し超える程度だったものの、翌日までにはさらに35万セットがダウンロードされており、業界筋ではその合計が43万に達しているとみている。セールス集計期間最終日まで2日残した時点で、同アルバムは60万以上のセールスが見込まれている。

 iTunes独占販売となった同“ビジュアル”アルバムは、12月20日まではセット購入のみ可能な14曲入り。15.99ドル(約1640円)で販売されており、14本のビデオ映像の他にもボーナス・ビデオ・コンテンツが含まれている。CDとしてショップで売られる日や他のデジタル・ダウンロード・サイトでの販売日は発表されていない。

 43万枚の時点でアルバム『ビヨンセ』は既に、2012年11月10日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”でテイラー・スウィフトが打ち立てた120万枚セールスという驚異的な記録以来の、女性アーティスト最多初週セールスとなることが確定している。また、もし60万枚という予測が的中すれば、同作はビヨンセにとってキャリア最多初週セールスおよび週間最多セールスとなる。ちなみに、2006年のアルバム『B'DAY』は同年9月に54万1000枚発進だった。