マイリー・サイラス、トップレス写真で“乳首解放”を支持
マイリー・サイラス、トップレス写真で“乳首解放”を支持

 マイリー・サイラスが12月14日、あるドキュメンタリー映画に賛同し、ニューヨークで自らの胸をさらけ出している姿をツイッターに投稿した。

 ツイッターに投稿された写真では、リースや雪だるまのようなクリスマスのイラストとともに、“メリー・クリスマス”と書かれた2つのハート形の画像で胸を隠しているものの、サイラスはカメラに向かって胸部をさらけ出している。

 彼女は同写真とともに「メリー・クリスマス! “乳首解放(@freethenipple)”の数少ない州のひとつであってくれてありがとう、ニューヨーク!」と綴り、インディーズ映画『フリー・ザ・ニップル(Free the Nipple)』を引き合いに出している。このドキュメンタリー映画は、暴力の検閲(もしくはその欠如)と対照的な、裸の女性に関する検閲に疑問を投げかけた作品だ。

 “The Daily Dot”の報道によると同映画は、特にMPAA(アメリカ映画協会)からNC-17(17歳以下鑑賞禁止)指定を受けたため、広範囲にわたる全米公開に苦戦しているという。リナ・エスコ監督は同映画製作のために、通常とは異なったクラウドファンディング(ネットで一般人から出資を募る方法)を試みている。

 なお、ツイッターで自ら指摘しているように、サイラスは裸になることの弁解として同映画を支持しているわけではないようだ。「何もオッパイを出させようとしてるんじゃなくて、平等についてのことよ」と綴っている。

 米国37州では、公共の場で女性がトップレスになることを法律で禁止している。同映画の“FundAnything”ページによると、ニューヨーク州では1992年にそれが合法化されたものの、警察がトップレス女性を逮捕することはなくなっていないという。