2013年ビルボードジャパン年間チャートを発表、シングル総合はAKB48が3連覇、アルバムは嵐が首位に
2013年ビルボードジャパン年間チャートを発表、シングル総合はAKB48が3連覇、アルバムは嵐が首位に

 ビルボードジャパンが2013年の年間チャートを発表。シングル総合チャートであるBillboard Japan Hot 100はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」が制し、2011年、2012年に続き3連覇を達成した。


 AKB48は昨年に引き続きトップ10位内に「さよならクロール」(2位)「So long!」(6位)「永遠プレッシャー」(9位)「ハート・エレキ」(10位)の5曲を5曲を送り込む盤石の強さ見せた。1位「恋するフォーチュンクッキー」は、昨年最もデジタル・ポイントを獲得した「GIVE ME FIVE!」よりもポイントを62%増加させたことに加え、エアプレイでも好調にポイントを重ねており、パッケージ・セールスに留まらない楽曲の良さがコア・ファン以外にも支持を広げていることが分かる。


 また、AKBと嵐の2強に今年は華々しい復活を遂げたサザンオールスターズ「ピースとハイライト」が3位に割って入る形となった。6月最終週の復活告知から旧曲がHot100にチャート・イン、7月中旬にオンエアが解禁されるとパッケージ発売前から上位に食い込む、衰えぬ注目度の高さを見せつけた。


 そして、8位きゃりーぱみゅぱみゅ、13位Linked Horizon、14位SEKAI NO OWARI、17位サカナクションと、新世代のアーティストが続々と上位に登場、昨年から始まった世代交代を痛感するチャートとなっている。


 ベスト盤が上位を占めるのが通例の年間アルバムチャートだが、嵐、ミスチルの2強がオリジナル・アルバムでワン・ツー・フィニッシュと今年は少し趣が違う結果に。オリジナル・アルバムで昨年に引き続きトップ10にチャート・インしているのは、嵐『LOVE』と安室奈美恵『FEEL』。両アーティストの支持層の大きさを証明する結果と言える。


 ここでも、マキシマム ザ ホルモン、きゃりー、ももクロ、ワンオクと、次世代アーティストが多数上位にランクインしており、ベスト盤を除いたランキングを作ってみれば、世代交代のトレンドは一層明らかとなるだろう。


 その他、公式サイトではクラシック、ジャズ、アニソンなどジャンル別に全11種類の年間チャートが発表されている。


 このビルボードジャパンチャートをベースにした国内最大級の音楽賞【Billboard JAPAN Music Awards 2013】では年間チャートの覇者にチャート部門各賞が贈られる。そして、11月に行われた一般投票にて決定するアーティスト部門は12月14日にテレビ東京系列で放送される番組内で発表となる。


◎ビルボードジャパン年間チャート
http://www.billboard-japan.com/charts/year_end


◎番組情報
『Billboard Japan Music Award 2013』
2013年12月14日(土)16時より
テレビ東京系列6局ネットにて放送
(テレビ北海道、テレビ東京、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送)
<MC>
三宅裕司/ホラン千秋
<スペシャルパフォーマンス>
ケラケラ/ゴールデンボンバー/福原美穂/増子直純/武藤昭平/モーニング娘。(50音順)
info:http://www.billboard-japan.com/awards2013