インディーロックバンドとして14年近く活動して来たザ・ウォークメンが、ワシントン・ポストのインタビューに対し、今後のバンド活動について慎重な姿勢をみせている。

 ベーシスト/オルガニストのピーター・バウアーによると、ザ・ウォークメンは解散するのではなく“究極の休止”と捉えているとしながら、「メンバーの誰もウォークメンのレコードを作りたいと思っていない」ともコメント。続けて、もしかするとやり方を変えるかもしれないし、またショーを行うかもしれない。騒ぐほどのことは何もないのに、何かについて騒ぐのは奇妙なことで、時には仲間と上手くいかないこともあるが、解散というほどのことでもないと思うと語った。

 ショーの時は昔からの仲間に会える本当に楽しい時間であり、バンドは誰もがアパートに住むような典型的なロック・バンドではなく、それぞれが違う都市に住み、時折お互い声をかけるような仲間であることも明かした。

 ウォークメンは10年以上にわたる活動で7枚のアルバムをリリースしており、全米チャート ビルボード200では2012年のアルバム『Heaven』で30位を記録している。