サーティー・セカンズ・トゥ・マーズと以前の所属レーベルEMIとの確執を追ったドキュメンタリーの公開日が、主にオンラインではあるものの遂に決定した。

 2009年のアルバム『ディス・イズ・ウォー』のレコーディング風景に加え、バンドとEMIの不和を記録した『Artifact』は、Radio.comによるとiTunesやAmazonほか同様のプラットフォームにて、FilmBuffの配給により12月3日よりオンデマンド公開される予定。

 “Bartholomew Cubbins”のペンネームで活動するジャレッド・レトが監督を務め、昨年の【フィルム・フェスティバル・サーキット】で初公開されるよりも前の2010年、その存在をバンド側が明らかにしていた同作は、【トロント国際映画祭】ドキュメンタリー部門でピープルズ・チョイス・アワードを受賞。2012年の【ゴッサム・インディペンデント映画賞】でもオーディエンス賞を獲得している。

 なお、2008年にEMIはサーティー・セカンズ・トゥ・マーズに対し、契約違反で訴訟を起こしている。