2006年にマディソン・スクエア・ガーデンの連続ソールドアウト記録(12回)を更新したビリー・ジョエルが、同所に還ってくる。マディソン・スクエア・ガーデンで開催される【タイム・ワーナー・コンサート・シリーズ】の一環として2014年1月27日、ジョエルがヘッドラインを務めることになったのだ。同パフォーマンスは米ラジオ局、Q104の提供となる。

 ジョエルが最後に同所で演奏したのは、昨年開催されたハリケーン・サンディ被災地支援コンサート【12-12-12】のことで、それが3年ぶりのステージとなった。ここ一年彼は、オーストラリアの【ストーン・ミュージック・フェスティバル】や【ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバル】、11月8日に締めくくられた(2006年以来となる)イギリスでの小ツアーの他、10月にはハリー・チェイピンが設立した慈善団体、ロングアイランド・ケアズのため11年ぶりにロングアイランドでコンサートを行なっている。

 12月にジョエルはアメリカ最高文化賞のひとつであるケネディ・センター名誉賞の授与を控えている。

 ジョエルはまた、過去の作品を新たな世代の音楽ファンと共有することに積極的で、2012年にはより多くのライセンシングおよび接する機会を作り出すことを目的に、ロンドール・ミュージックとユニバーサルミュージック・パブリッシングとの世界的出版契約にサインしている。

 なお、同契約での初めての大きな成果として今週、米国テレビドラマシリーズ『glee/グリー』が“Movin' Out”と称してジョエルの7曲をフィーチャーしたトリビュート・エピソードを放送することになった。