先日起きた大型台風によるフィリピンでの惨事に対し、アップル社が米iTunesユーザーに救援活動のための募金窓口を設置した。

 ユーザーはiTunesストアからアメリカ赤十字社に寄付することができ、集まった資金は台風“ハイエン”で壊滅的な被害を受けたフィリピンの救援に使われる。現時点で公式発表での犠牲者は1,700人以上ながら、およそ1万人もが絶望的とみられ、被災者は900万人以上にものぼるという。

 iTunesはこれまで他の災害時にも基金を募っており、一番最近のハリケーン・サンディではユーザーと自社従業員から250万ドル(約2億5千万円)の募金を集めたと発表している。

 アップルによると募金の締め切りは特に設定していないとのことだ。