アヴリル・ラヴィーン「ロックンロール」が首位返り咲き
アヴリル・ラヴィーン「ロックンロール」が首位返り咲き

 アヴリル・ラヴィーンの「ロックンロール」が約2年ぶりとなるニューアルバムの発売を受けて先週の10位から再浮上、5週ぶりにビルボードジャパン洋楽チャート首位へと返り咲いた。

 11月6日にリリースとなったニューアルバム『アヴリル・ラヴィーン』は、今週の国内アルバムチャートでも2位を獲得。日本国内でもミリオン・セールスを達成できる数少ない洋楽アーティストとして、その圧倒的人気は健在のようだ。まもなくプロモーション来日を果たす予定のアヴリル。TV出演もすでに決定しているようで、それらのメディア露出によりキャリア史上最高傑作と本人が語る新作のセールスにどのような影響を及ぼすか注目である。なお、今週、国内アルバムチャートで首位を獲得したのが、同日発売のレディ・ガガ復帰作『アートポップ』だ。それに伴い、洋楽チャートでも「アプローズ」が8位から2位へと再浮上を果たしている。

 アルバム発売を迎えた二者に上位を譲ったもの、プロモーション来日効果もあって3位をキープしているのがケイティ・ペリー「ロアー~最強ガール宣言!」。そして11月11日より待望の来日公演がスタートしたポール・マッカートニーの「ニュー」も4位へと浮上している。今週のTOP5アーティストのうち、来日していないのはレディ・ガガだけ。親日家で知られるガガ様、日本全国の“リトルモンスター”たちがそれを待ちわびているのは言うまでもない。

 今週、唯一TOP10圏内に初登場を果たしたのがビリー・ジョー+ノラ「ロング・タイム・ゴーン」。こちらはグリーン・デイのフロントマン ビリー・ジョー・アームストロングとノラ・ジョーンズによる共作アルバム『フォーエヴァーリー』からの先行ナンバー。音楽ファンには言わずと知れた二人でありながら誰も予想もしなかった、話題のコラボ作がアルバム発売を前に9位初登場と好調な滑り出しをみせている。