24時間放送のラテン・オルタナティブ専門ラジオ局が11月13日にアメリカで開局し、LatinAlt.orgにて大御所、ロス・ロボスのこけら落としライブを配信することになった。

 カリフォルニア州立大学ノースリッジ校の優良公共ラジオ放送局との提携により、ロック、EDM、インディー・ポップ、スペイン語のクラシック・ロックなどのラテン・オルタナティブ・ミュージックを流すという。

 同大学放送局KCSNの局長、スカイ・ダニエルズは声明にて、「ロサンゼルスでラテン・オルタナティブのマーケットプレイスとなりうる放送局は他になく、HD2チャンネルとウェブサイト対応の24時間放送は長く懸案になっていた。ラテン・オルタナティブの新進アーティストには援助が必要であることも、そして、英語を話しスペイン語のラジオ放送を聴かないような人々がアメリカに大勢いることも我々は認識している」と述べている。

 KCSNは、全米で木曜日午後9時放送の1時間番組『The Latin Alternative』の、Josh NorekとErnesto Lechnerと協力する。Norekは「我々の『The Latin Alternative』が国内30局以上で放送されていることが示すように、ここ何年かの間に英語を話す人の間でラテン・オルタナティブへの関心が上がってきた。しかし、KCSNとノースリッジ校によるHD2とオンラインでの年中無休24時間放送は、まさしく他に類を見ないものだ」と話している。