ルー・リードの遺言書が提出。遺産の相続先が明らかに
ルー・リードの遺言書が提出。遺産の相続先が明らかに

 ルー・リードの人生は明らかに型破りなものだったが、彼の遺産については妻と身内に残すという非常に伝統的な形をとりたいと願ったようだ。

 11月4日、リードの遺言書がニューヨーク裁判所に提出された。ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのフロントマンであり、ヒット曲「ワイルド・サイドを歩け」を歌った彼は、10月27日に肝臓移植による合併症で他界。71歳で子供はいなかった。

 彼の遺言では、マンハッタンのペントハウスやニューヨーク州イーストハンプトンにある自宅など、遺産のほとんどを妻でありミュージシャンのローリー・アンダーソンに残すという。2人は長きにわたる交際を経て、2008年に結婚した。

 なお、リードの姉妹は遺産の4分の1と、母親の面倒を見る目的として50万ドル(約5000万円)を相続。また、ルー・リードの残した音楽のライセンスや著作権の管理については、彼のビジネス・マネージャーと会計士に託されている。