フー・ファイターズが活動休止期間を経てついに始動
フー・ファイターズが活動休止期間を経てついに始動

 フー・ファイターズがおよそ1年の活動休止期間を経て、ステージに戻ってくることが明らかになった。

 2012年に活動を休止した同ロックバンドは12月11日と13日、メキシコシティーにあるフォロ・ソルにて、ザ・ナショナルをオープニングに起用しライブを行なうという。ローリング・ストーン誌が伝えている。

 およそ一年前の10月に活動を止めた彼らは、2011年のNo.1アルバム『ウェイスティング・ライト』以来となる8枚目のアルバムの準備をこの夏に始めており、新しい曲がいくつか出来ていると思われる。ドラマーのテイラー・ホーキンスはビルボードに対し、「ホテル・カリフォルニア」や「ボヘミアン・ラプソディ」みたいな曲が自身達にはまだなく、「人はこれまでにやったものがベストであると思いたいのと同時に、いつもさらに良いものが出来ると思っている」と話していた。

 デイヴ・グロールは、昨年行なわれたハリケーン・サンディ救援コンサート【12-12-12】でポール・マッカートニーを伴い、元ニルヴァーナのバンドメイト、クリス・ノヴォセリックとパット・スメアと共にステージに立つなど、バンド休止中も忙しくしていた。また、グロールはロサンゼルスのレコーディング・スタジオを取り上げたドキュメンタリー映画『サウンド・シティ』にて監督デビューも飾っている。

 なお、フー・ファイターズのニューアルバムがいつ発表されるかは今のところ明らかになっていない。