カニエ・ウェストとカーダシアン、YouTube創立者を訴える
カニエ・ウェストとカーダシアン、YouTube創立者を訴える

 キム・カーダシアンとカニエ・ウェストが10月31日、YouTubeの創立者のひとりであるチャド・ハーリーを訴えた。ウェストが先日行なったサプライズ・プロポーズの映像をハーリーの新しいビデオ・シェア・サイトに投稿したことが、秘密保持契約に違反すると主張している。

 同カップルは、10月21日にサンフランシスコのAT&Tパークで行なったサプライズ・プロポーズにハーリーを招待していなかったものの、画像や映像をいっさい掲載しないことに同意したため出席を許したとのことだ。ウェストは放送用にE!エンターテイメント・テレビジョンのカメラが撮影することは許していたという。同局はカーダシアンの番組『キーピング・アップ・ウィズ・ザ・カーダシアンズ』を放送している。

 ハーリーはおよそ2分半の映像を彼の新しいサイト“MixBit”にあげており、同映像ではオーケストラが演奏するなかウェストがカーダシアンにプロポーズする様子が見られるとのこと。その後、カーダシアンの家族やゲスト達が2人を祝福する姿も映し出されているそうだ。

 2人はハーリーと彼の会社“AVOS Systems, Inc.”に損害賠償を求めており、「原告側が同イベント映像を公開するために販売したような“独占権”というものは、特別に価値のあるものだ。もし誰かがその権利を妨害すれば、その実質的な価値を下げてしまうことになる」としている。

 6月には第一子となるノースが生まれている2人。ウェストはカーダシアンの33歳の誕生日にプロポーズを行なった。

 MixBitに対しコメントを求めるメッセージを送ったものの、ハーリーからの返答は今のところない。なお、同ニュースはゴシップ・サイト“TMZ”が最初に報じた。