ケイティ・ペリー、『プリズム』の売り上げ好調で最高週間セールスなるか
ケイティ・ペリー、『プリズム』の売り上げ好調で最高週間セールスなるか

 ケイティ・ペリーのニューアルバム『プリズム』が、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で2度目となるNo.1獲得に向け好調な売れ行きを見せており、自身最高週間セールスの記録と共に次週のチャート制覇が容易なことが早くも明らかになった。

 業界筋は、10月23日に全米リリースされた同アルバムが調査期間最終日である27日までにおよそ27万5000枚を売り上げるとみている。

 また、予想通りに行けば、ペリーは今年の女性アーティスト最高週間セールスを記録することにもなる。ニールセン・サウンドスキャンによると、27万枚を売り上げ1週間前に初登場No.1をマークしたマイリー・サイラスの『バンガーズ』をしのぐ数字だという。

 次週の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”のトップ10は、米時間10月30日水曜日の朝に明らかになる。

 ペリーのニューアルバムからは、先行シングル「ロアー ~最強ガール宣言!」が米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”で2週連続No.1を獲得。324万ダウンロード・セールスを記録している。また、“ラジオ・ソング”チャートでは、ロードの「ロイヤルズ」に1位を奪われたものの、今週2位だ。

 2010年の前作『ティーンエイジ・ドリーム』は、初週19万2000枚を売り上げ初登場No.1を獲得。その後、57週目までトップ40に留まり続け、合計154週ランクインし、これまでに全米で280万枚を売り上げている。また、同作は初めて米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”で5つのNo.1シングルを輩出した女性アーティストによるアルバムでもあり、「カリフォルニア・ガールズ」、「ティーンエイジ・ドリーム」、「ファイヤーワーク」、「E.T.」、「ラスト・フライデイ・ナイト(T.G.I.F.)」でそれぞれ1位を獲得した。