​かつて「無人島(Bonin Islands)」として世界に知られた小笠原諸島。その豊かで独特な自然や生態系が認められ、2011年6月29日に世界自然遺産に登録されてから5年。今月、新しい船が導入され、東京から父島までは片道24時間に短縮される。
この美しい島々のありのままの姿を知り、未来へとつないでいくことが、いま求められている。

Mana Nomoto
写真家。1993年からライフワークとして小笠原諸島の撮影を始め、以後20年以上にわたり、その美しい自然や貴重な固有の動植物、野生のイルカ、クジラの撮影を精力的に続けている。
http://mananomoto.com

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写真・文/MANA、野元学

週刊朝日 2016年7月15日号