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ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

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by 赤城耕一

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR


APS-C機用のお手軽超広角ズーム

 カメラが人気になればレンズも再注目されるというわけで、D500の登場以降、DXフォーマット対応(APS-Cサイズ用)レンズが注目されている。このレンズもそんな背景を感じさせる。ズーム比2倍という抑えた仕様が逆に凝ったレンズという存在だ。

 35ミリ判換算の画角で15~30ミリ相当のいわゆる超広角ズームの領域だが、小型・軽量で扱いやすいのが特徴だ。広角レンズでもVR(手ブレ補正)機構を内蔵していることから、万能性がありDXの特徴を最大限に生かした製品となっている。

 11群14枚構成のうち、非球面レンズ3枚を採用。0.22メートルの最短撮影距離も大いに評価したい。開放F値に無理がないためか、性能面での余裕を感じさせる仕上がり。低価格という点も見逃せない。

テレ端での描写は落ち着いた感じがあり、ボケとシャープネスのバランスがうまくとれている印象。絞りによる性能変化も感じない●20ミリ時・D7500・AE(絞りf8・80分の1秒・-1補正)・ISO400・AWB・JPEG

テレ端での描写は落ち着いた感じがあり、ボケとシャープネスのバランスがうまくとれている印象。絞りによる性能変化も感じない●20ミリ時・D7500・AE(絞りf8・80分の1秒・-1補正)・ISO400・AWB・JPEG


ワイド端、最短撮影距離で撮影。カメラの構えを垂直にするとパースペクティブは抑制される。歪曲収差の補正が良好だからだろう。VR内蔵の安心感も大きい●10ミリ時・D7500・AE(絞りf8・80分の1秒・-0.7補正)・ISO400・AWB・JPEG

ワイド端、最短撮影距離で撮影。カメラの構えを垂直にするとパースペクティブは抑制される。歪曲収差の補正が良好だからだろう。VR内蔵の安心感も大きい●10ミリ時・D7500・AE(絞りf8・80分の1秒・-0.7補正)・ISO400・AWB・JPEG



デザイン
小型・軽量でうれしいが、外観の作り込みはいま一つ。距離指標がないのは不満だが、廉価なレンズゆえに我慢すべきなのだろう

使用感・操作感
広角だから手ブレ補正は不要という論法はない。むしろF値を抑えたレンズゆえに不可欠という考え方もある

描写性
廉価ながら素晴らしくよく写る。2倍というズーム比と抑えめのF値が利いている感じだ。スナップのみならず緻密な描写の欲しい風景撮影にもおすすめしたい

◆赤城耕一

●焦点距離・F値:10~20ミリ・F4.5~5.6●レンズ構成:11群14枚(非球面レンズ3枚)●画角:109°~70°●最短撮影距離:0.22メートル●最大撮影倍率:0.17倍●フィルター径:φ72ミリ●大きさ・重さ:約φ77.0×73.0ミリ・約230グラム●価格:4万4820円(実売4万500円)●URL:http://www.nikon-image.com/

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