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富士フイルム X-T20

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赤城耕一アサヒカメラ#試用レポート

X-T20

X-T20


上位機X-T2と同じ画質の小型・軽量機

 富士フイルムX-T2のジュニア版とも呼ぶべきモデルだ。前機種X-T10の登場から2年を経ずしてモデルチェンジされることになった。

 搭載センサーは約2430万画素のX-Trans CMOSIIIセンサー。X-Pro2/T2や新しいX100Fとも同等のセンサー。加えて画像処理エンジンも同じだから、これらと同時に使用しても画質の整合がつけやすい。小型・軽量であることを生かし、サブカメラとしても重宝するだろう。

 個人的にうれしかったのはタッチパネル方式が採用されたこと。このX-Pro2/T2の新撮像素子では、像面位相差エリアが49点から91点(最大325点)まで増えたが、タッチ操作でAFエリアの移動や各種の設定がスピーディに行える。タッチシャッターも可能だ。中判のGFX50Sにもタッチパネルが採用されたが、同時に発表されたX100Fは非採用のモデルがあるのはなぜなのだろうか。

 コマ速は最高約8コマ/秒で、連続記録枚数はX-T10のたった8枚までだったが62枚へと大幅に増加し、動体の撮影もしやすくなった。ファインダーの見え方もよく小さくても上位機種と同等の性能を有しているカメラだ。

カンボジアレストランのシェフのポートレート。自然光と室内光のミックス光下だが、雰囲気を重視した色再現性がいい。AFは顔検出/瞳AFの設定だが確実に合焦した。小型のXF23mmF2 R WRとの組み合わせはよく似合うし、気持ちのよい描写をする●XF23mmF2 R WR・AE(絞りf2.8・45分の1秒)・ISO800・AWB・JPEG

カンボジアレストランのシェフのポートレート。自然光と室内光のミックス光下だが、雰囲気を重視した色再現性がいい。AFは顔検出/瞳AFの設定だが確実に合焦した。小型のXF23mmF2 R WRとの組み合わせはよく似合うし、気持ちのよい描写をする●XF23mmF2 R WR・AE(絞りf2.8・45分の1秒)・ISO800・AWB・JPEG



デザイン
基本的なデザインは前モデルのX-T10と変わらずクラシカルな要素を取り入れつつも、近代的な装い。色は黒とシルバーの2モデル

使用感・操作感
タッチパネルになったのは歓迎。また、露出補正ダイヤルにはCモードが付き、これに合わせるとコマンドダイヤルで露出補正が可能

描写性
撮像素子も画像処理エンジンも、先行する上位モデルのX-Pro2/T2と同じだから、X-T20でもまったく同じ。解像感に優れた富士フイルムらしい画だ

◆赤城耕一

●レンズ:FUJIFILM X マウント●撮像素子:有効約2430 万画素。23.6×15.6ミリ、X-TransCMOSIIIセンサー●ファインダー:電子ビューファインダー。0.39型有機EL、約236万ドット。倍率:0.62倍、アイポイント:約17.5ミリ(35ミリ判換算50ミリレンズ・∞・-1dpt)。対角視野:約30°。視度調整範囲:-4.0~+2.0dpt●液晶モニター:3.0型( 3:2)液晶、約104万ドット。チルト式●シャッター:電磁制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター。シャッター速度:最高1/4000秒●撮像感度:標準出力感度。ISO200~1万2800(ISO100およびISO5万1200に拡張可)●動画撮影機能:3840×2160/29.97fps/25fps/24fps/23.98fps(最大約10分まで)1920×1080/59.94p/50p/29.97p/25p/24p/23.98p(最大約15分まで)など●記録媒体:SDメモリーカード(SDHC/SDXC、UHS-Ⅰ対応)●ネットワーク等:IEEE802.11b/g/n●大きさ・重さ:118.4× 82.8×41.4ミリ・約383グラム(バッテリーとメモリーカードを含む)●価格:オープン(実売11万2860円)●URL:http://fujifilm.jp/

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