FUJIFILM X-T1
FUJIFILM X-T1

 富士フイルムは、デジタル一眼カメラ「FUJIFILM X-T1」のファームウェアを更新し、ダウンロード提供を開始した。バージョン番号は[Ver.4.30]となる。

 今回のファームウェアは、[Ver.4.20]で不具合がでたことを受けた修正版であり、[Ver.4.20]と同じ内容だけでなく、「フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」への対応に関する要素が追加されている。

更新内容は以下のとおり

■連写/ブラケティング時のフラッシュ動作
外部フラッシュを使用した際、連写やブラケティング撮影時でもフラッシュが発光するようになる。※同梱フラッシュの「EF-X8」を使用する時は、「ISOブラケティング/フィルムシミュレーションブラケティング/ホワイトバランスブラケティング」設定でのみ発光

■マニュアルフォーカス時のワンプッシュAF
マニュアルフォーカス撮影において、AF-LボタンでワンプッシュAFを行う際に、ピント(AFロック)と露出(AEロック)の両方を固定可能になる

■AFロック時のAF+MF操作
AF+MF時にAF-LボタンでAFロックされているときも、フォーカスリングによるピントの微調整が可能になる

■AF+MF時のFOCUS ASSISTボタン操作
AF+MF時にもFOCUS ASSISTボタンで拡大表示されたまま、フォーカスリングによるピントの微調整が可能になる

■画面のカスタマイズ項目追加
「セットアップメニューの表示設定」→「画面のカスタマイズ」で選べる項目を9項目追加。追加された項目は、AFフレーム/連写モード/撮影モード/ブレ防止/情報表示背景/動画モード/フォーカスモード/手ブレ警告/シャッター方式

■動画撮影ボタンのファンクション設定
動画撮影ボタンをファンクション(Fn7)ボタンとして使用可能になる。ファンクションの設定は、DISP/BACKボタン長押しで行う

■「フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」に対応
「フジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」のフォーカスリミッター機能に対応できるようになる

ファームウェアのダウンロードはこちら(サポート情報のページへ)

※[Ver.4.20]をあててしまったカメラの不具合を回避するため、[Ver.4.21]というバージョンも提供されていた。関連記事はこちら