マルク・リブーが魅せるアラスカの詩情 〈アサヒカメラ〉|AERA dot. (アエラドット)

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マルク・リブーが魅せるアラスカの詩情

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アサヒカメラ
(C)Marc Riboud

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 写真家集団マグナムの一員として活躍していたマルク・リブーの写真展が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催されている。

 リブーは、アンリ・カルティエ=ブレッソンやロバート・キャパらとともに、激動の 20世紀をとえてきたフランスを代表する写真家。マグナムの一員となった1953年、エッフェル塔でペンキを塗る男の写真が「LIFE」に掲載され世界的に注目されるようになった。以来、写真史上においても重要な仕事を数々残している。

 今回の展覧会では、これまでほとんど発表されてこなかった「アラスカ・シリーズ」を日本で初公開している。1958年、3年にわたる中東・アジアの取材から戻ったリブーは、次にアラスカの地へと向かった。当時のアラスカは、かつてのゴールドラッシュの熱狂は遙か以前に終焉し、新たな金脈となる石油はまだ地下深くに眠る広大な未開の地だった。

 「時代の証言者」と大きく一線を画すもの。そこにはリブーの写真にある独自の詩情がある。視線の先にある対象との確かな距離感と率直な情動は、時を超え見るものの心を揺さぶる。


マルク・リブー
1923年フランス・リヨン生まれ。14歳の時、父親にもらったカメラで写真を撮りはじめる。第2次大戦中はレジスタンスのメンバーとして反ナチス抵抗運動に参加。その後、リヨンの国立高等工芸学校で工学を学び、リヨンの工場でエンジニアとして働く。休暇中、リヨンの演劇祭の撮影を機に退職し、フリーランスの写真家に。1953年、マグナムに参加。1957年、初の中国訪問。以降40年以上にわたり断続的に中国を撮影。1958年来日。「Woman of Japan」を出版。1975年~1978年、マグナムの会長を務める。1980年、マグナムの寄稿家に。1966年、1970年には海外記者クラブ賞受賞。ニューヨーク、パリをはじめ世界中で多数の個展が開催されるほか、多数の写真集を出版。


■マルク・リブー写真展「Alaska」
会場:シャネル・ネクサス・ホール
開催期間:2015年1月16日(金)~2月15日(日)
開館:12時~20時
休館日:無休
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階
TEL:03-3779-4001


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