池谷裕二(いけがや・ゆうじ)/1970年、静岡県生まれ。薬学博士、東京大学薬学部教授。神経の可塑性を研究することで、脳の健康や老化について探求している。2013年、日本学士院学術奨励賞を受賞。著書に『進化しすぎた脳』(講談社)、『脳はこんなに悩ましい』(共著・中村うさぎ/新潮文庫)、『脳はなにげに不公平 パテカトルの万脳薬』(朝日新聞出版)など多数