富士山や世界7大陸最高峰からのスキー滑降を達成した三浦雄一郎氏。富士山滑降に成功したあとは、次の目標をエベレストに定めた。1970年、8千メートル世界最高地点からエベレスト大滑降を敢行した。しかし、ブレーキ用のパラシュートは風によじれ、スキーは外れ、自身は転倒して落下。当然、斜面にたたきつけられたが、クレバスからはわずかにずれていた。当時のことを三浦氏はこう話す。

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