『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』シリーズのソー役でおなじみのクリス・ヘムズワースが主演を務めるサバイバルアクション大作『タイラー・レイク -命の奪還-』が2020年4月24日よりNetflixで全世界独占配信される。
ソー役で一躍ハリウッドのトップ俳優の仲間入りを果たし、鍛えられた肉体で魅せるアクションを披露してきたクリスは、米経済誌フォーブスの“2019 年最も稼いだ俳優”第2位にも選ばれた人気・実力を兼ね備える俳優だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』などでスタント・コーディネーターを務め、クリスとの協働経験も豊富なサム・ハーグレイヴが監督を務める本作について、クリスは「監督がハーグレイヴだと聞いて、二つ返事で参加を決めたよ。」と、信頼するハーグレイヴだからこそ参加を決めたことを明かす。ハーグレイヴは、スタント・コーディネーターの経験だけでなく、『アベンジャーズ』(2012)などではキャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスのスタントマンを務めた。制作・出演側の両面を熟知する“アクションのスペシャリスト”ハーグレイヴは、「クリスや我々は、超大作のアクションで目が肥えた視聴者の心も掴む、誰も見たことのない作品を作りたかったんだ。カーチェイス、スタント、クラッシュなど、よくあるアクションだとしても釘付けにできる見せ方を模索したよ。」と、壮大な目標を掲げていたことを打ち明けた。
クリスはその野望を実現すべく、限られたスケジュールの中で十分な撮影期間を確保しようと、6~8週間は必要なトレーニングを2~3週間に詰め込んだ。撮影は、クリスの肉体美を生かすべく、CGを極力使わずリアルにこだわって行われた。クリスの情熱に応えるようにハーグレイヴは、「自らカメラを持って車両のボンネットに自分を縛り付けた状態で車を走らせながらカーチェイスのシーンを撮影したんだ。数秒撮影したのち、車から飛び降りてすぐさま走行中の車の後部座席に飛び乗るんだよ。」と、壮絶な撮影法を考案したことを明かした。これにより、クリスの鍛え上げられた肉体と、肉弾戦・接近戦・カーアクションなどの手に汗握るアクションが融合した、全編ノンストップの壮絶なアクションが実現。クリスは「これまでの作品の中でも、肉体的・精神的にも最も強烈な撮影だったけど、最もやりがいのあった作品だよ。」と、過酷な現場であったことを振り返りつつも、作品への熱い想いと自信を覗かせた。
クリスが演じるタイラーは、ムンバイから誘拐された犯罪組織のボスの息子を、巨悪なギャングが支配するダッカの市街地から救出するミッションを請け負うことに。裏社会組織のアジトに単身突入し少年を奪還、脱出を開始するタイラーだが、凄まじい猛追を受ける。もはや任務遂行は不可能とも思われる絶体絶命の状況から、卓越した戦闘スキルをフルに使って戦うタイラー。果たして無事少年を救い出し脱出することができるのか!? クリスとハーグレイヴが全身全霊で挑んだアクション映画の新境地に注目だ。
◎作品情報
Netflix映画『タイラー・レイク -命の奪還-』
2020年4月24日(金)より、Netflixで独占配信開始