エミネム、オリジナル・ビーツとアクション・フィギュアをNFTとしてリリース
エミネム、オリジナル・ビーツとアクション・フィギュアをNFTとしてリリース
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 エミネムが、現地時間2021年4月25日に自身初となるNFT(ノンファンジブル・トークン)のコレクションをリリースした。

 NFTマーケットプレイスのNifty Gatewayで開催された『Shady Con』で発売されたのは、エミネムがこのコレクションのためにプロデュースしたオリジナルのインストゥルメンタル・ビーツと、よく知られたさまざまな衣装を着た彼のアクション・フィギュアのセットだ。

 声明で彼は、「俺はガキの頃から、コミック本から野球カードやおもちゃまで、さらには手に入る限り全部のラップ・アルバムのカセットを収集してきた。大人になってもそれはあまり変わってない。自分の人生のあの頃のコレクションの一部を再現しようとしたこともあるし、これは俺に限ったことじゃないと確信している。このリリースからは、“おいおい、あれだけでも買わなきゃ、でも全部買っちまおうかな!”みたいなヴァイブスを感じてもらいたかった。自分の収集愛からアイデアを捻り出すのはすごく楽しかったよ」とコメントしている。

 エミネムの公式サイトに掲載されたプレス・リリースには、「このリリースは、エミネムが“ただのマーシャル”だった子ども時代に、ビンテージ・トイ、コミック本、トレーディング・カードのコレクターだった情熱にインスパイアされている。“Shady Con”は間違いなくデジタル・フェスティバルだが、 ファンが実際に集って商品を交換し合うような昔ながらのコンベンションがモデルになっている」と説明されている。パンデミックの影響で実際には集まることができないファンが、ヴァーチャル空間で唯一無二のNFTコレクションを手に入れられるまたとない機会だ。

 エミネムはこのNFTリリースを4月21日に発表したが、その数週間前の『サタデー・ナイト・ライブ』では、彼の楽曲の替え歌でNFTを解説するコントが放送されていた。