きょう13日(木)、西北西の低い空で細い月と金星が接近、水星も近いです。日の入り後1時間後には、金星が沈んでしまうので、タイミングを逃さないように。月と金星の共演、楽しめる所は?
細い月と金星が接近
きょう5月13日(木)、西北西の低い空で細い月と金星が接近して見えます。地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一といえるくらいの美しさで、肉眼で楽しめます。日の入り1時間後には、金星が沈んでしまうので、なるべく早い時間帯に西北西の低い空が開けた所で観測しましょう。各地の日の入りの時刻は、札幌18:49分、仙台18:39分、金沢18:52分、東京18:37分、大阪18:52分、福岡19:10、那覇19:08分。月と金星の上には水星も見ることができます。
月と金星の共演 楽しめる所は?
月と金星の共演を楽しめる所は、梅雨の中休みの沖縄と北陸です。その他の各地は雲が多いですが、山陰や東北、北海道の一部でも雲の間からチャンスありです。
きょう13日(木)、観測が楽しめなかった所は、あす14日(金)に期待です。あす14日(金)は、並び方は高い方から月・水星・金星の順番に変わり楽しめます。天気も九州南部以外、ほぼ全国的に晴れそうです。
月と金星、次回の共演は6月12日です。