東海地方は大気の状態が不安定になっています。
局地的に雷を伴い1時間に80ミリ以上の猛烈な雨の降る所があるでしょう。
低い土地の浸水や、落雷、突風などに十分注意してください。
この時間の雨の状況
愛知県新城市では午後1時50分までの1時間に72.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
この後も、所々で雷雲が発達し、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。
猛烈な雨とは?
一時間に80ミリ以上の雨のことを言います。
雨音で恐怖を感じるような雨の降り方です。
雨で見通しがきかなくなるほか、
アンダーパスと呼ばれるくぐる形状の立体交差では
ごくわずかな時間で冠水する恐れがあります。
このため車の運転は危険な雨の降り方です。
また、川の水が一気に増える雨の降り方です。
また、その場で降っていなくても、上流でこのような雨が降っていると、
川の水が急に増える事があります。
雨雲レーダーを活用し、その場だけではなく上流部の雨雲にも注意しましょう。
地盤が急激に緩み、短い時間で土砂災害の発生にいたる恐れがあります。
天気急変の前兆は?
急な強い雨や落雷は発達した積乱雲が引き起こす現象です。
〈例〉
・真っ黒な雲が近づいてきた
・ゴロゴロと雷の音が聞こえてきた
・急に冷たい風が吹いてきた
などの変化を感じたら、発達した積乱雲が近づいているサインです。
気象レーダーで雨雲の様子をチェックするなど、最新の気象情報を確認してください。
このような空の変化に気づいたら、すぐに安全な建物に避難することが大切です。
雨宿りをする際は、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。
また、車の運転される際は、なるべく低い所を通る道路(アンダーパス等)を避けるように心がけてください。
にわか雨や雷雨いつまで?
今夜遅く日付の変わるころには収まる見込みです。