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10日(木)に関東の南を進むとみられる「南岸低気圧」。関東甲信は内陸部を中心に大雪のおそれ。最新の予想では、降りだしは雪の所が多くなりそう。

朝には広く雪

10日(木)は、関東の南を低気圧が進む予想です。また別の小さな低気圧が、関東南部の陸地に近い所で発生する見込みで、雪や雨の範囲が広がるでしょう。

最新の予想では、長野県や山梨県は10日(木)の未明から雪の降る所が多くなりそうです。関東は明け方から次第に雪が降り、朝には内陸を中心に広範囲で雪。東京都心など平野部も、降りだしから雪になる所が多いでしょう。

日中から夜にかけても関東甲信の内陸部では雪が続きそうです。そのまま融けずに積もって、大雪になるおそれがあります。平野部では冷たい雨や雪で、雪が積もらなくても路面の凍結などに注意が必要です。

11日(金)は明け方頃までは雪の降る所があり、3連休の初日も交通機関の遅れなど、影響が出る可能性があります。受験当日を迎える方は、最新の情報を確認して早めに出発するなど対策が必要でしょう。また外出の予定がある方は、予定の変更も想定して準備をすると良さそうです。

普段は雪の少ない所で「大雪」 お出かけ前の注意点は?

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今回は、関東など、普段、あまり雪の降らない所で大雪になるおそれがあります。そこで、お出かけ前に注意していただきたいことが4つあります。

① 時間に余裕をもって行動しましょう。歩きなれた道でも、目的地に着くまでは、普段より時間がかかることが予想されます。焦って、急ぎ足になると、転倒する危険性もあります。

② 滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。

③ 歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。

④ 両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。