ピアニスト魚返明未&ギタリスト井上銘、初のデュオ作品リリース
ピアニスト魚返明未&ギタリスト井上銘、初のデュオ作品リリース
この記事の写真をすべて見る

 藝大出身の気鋭のピアニスト・魚返明未とCRCK/LCKSのメンバーでもあるギタリスト・井上銘が初のデュオアルバム『魚返明未&井上銘』を2022年2月16日にリリースする。

 本作はジャズを基調としながらも映画音楽を彷彿させるテーマ、移ろう日常や風景など、今を生きる人々が日々の生活の中で胸に宿る様々な想いを反映したような、内省的かつドキュメンタリーなアルバムとなっている。

 魚返明未は現在公開中の堤幸彦監督の映画『truth~姦しき弔いの果て~』の音楽を担当するなど、ジャズピアニストとしての活動に加えて様々なプロジェクトに参加してきた藝大出身の気鋭のピアニスト。一方、井上銘は20歳でメジャーデビューし、卓越したギタープレイで各方面より高い評価を得て、国内外問わず数々の著名ミュージシャンとも共演を果たしてきた、新世代のギタリストだ。

 本作の企画は今から4年前に始まり、魚返明未が井上銘とデュオ形式での演奏にこだわり、魚返がこのデュオのために書き下ろした5曲と、彼が2020年初春から未だに続くコロナ渦で自らに自問する中で書かれた3曲、また、それらに反応した形で書き下ろされた井上のオリジナル1曲、全9曲で構成されている。アルバムリード曲である「サイクリングロード」のミュージックビデオは、映像クリエーターである吉田ハレラマ氏が楽曲をモチーフに映像世界を全面にフィーチャーし制作した約11分にも及ぶドラマチックな作品で、2月下旬に公開が予定されている。

 なお、本作でジャズ専門誌『JAZZ LIFE』3月号の表紙にも決定している。

 また、今回のアルバムリリースを記念して4月15日にリリースライブの実施も決定した。会場は天王洲のKIWA TENNOZで、終日街頭でジャズが流れる運河の街並みの中で二人の奏でる音楽が会場のみならず街中に響くこととなる。チケット予約は2月15日の18:00よりKIWAオフィシャルサイト及び電話にてスタートする。

◎リリース情報
アルバム『魚返明未&井上銘』
2022/2/16 RELEASE
RBW-0023 / 3,000円(tax in.)

<収録曲>

01. きこえない波
02. サイクリングロード
03. もず
04. かなしい青空
05. 丘の彼方
06. 隔たり
07. Herbie Westerman
08. 縮む
09. 静かな影

◎公演情報
【Ami Ogaeri×May Inoue Live at KIWA TENNOZ】
2022年4月15日(金)東京・KIWA TENNOZ
OPEN 18:15 / START 19:00
チケット:6,000円(tax in.)