3月8日(火)午後6時50分頃(日本時間)に、パプアニューギニアのマナム火山で大規模な噴火が発生しました(ダーウィン航空路火山灰情報センター(VAAC)による)。今後の情報に注意してください。
パプアニューギニア マナム火山で噴火発生
3月8日(火)午後6時50分頃(日本時間)に、パプアニューギニアのマナム火山で大規模な噴火が発生しました。(ダーウィン航空路火山灰情報センター(VAAC)による)
日本への津波の有無については現在調査中で、この噴火に伴って通常とは異なる津波が発生した場合の日本への到達予想時刻は、不明です。(午後8時30分現在)今後の情報に注意してください。
大規模噴火から想定される気圧変動時刻
今回の噴火による津波の有無などは、現在気象庁が調査中ですが、前回、トンガで発生した大規模噴火では気圧変動による潮位変化が発生し、日本にも一時、津波警報・注意報が発表されたり、交通への影響が出たりしました。
噴火が発生したパプアニューギニアのマナム火山から日本の南岸までの距離は、およそ4300~4400kmで、噴火が発生したのは午後6時50分頃でした。
気圧変動は0.31~0.33km/sぐらいで伝播すると仮定した場合、噴火から3時間40~50分ぐらいで到達する計算になり、日本に気圧変化が到達するのは早くて午後10時30分頃になると想定されます。
※追記
気象庁は9日午前2時に、今回の噴火において「日本への津波の影響はありません。」と発表しました。
(注)気象庁は火山噴火に伴う潮位変化の呼称について、今後検討していきますが、当面は防災対応の呼びかけとして「津波」と表記することとしています。