DEAR KISS「生きてるだけでハッピー」今最もハッピーなアイドルグループのハッピーすぎる(?)ありのままインタビュー公開
DEAR KISS「生きてるだけでハッピー」今最もハッピーなアイドルグループのハッピーすぎる(?)ありのままインタビュー公開
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 5者5様の個性的な歌声&ダンスパフォーマンスとフレンドリーなキャラクターで親しまれ、2021年に念願のメジャーデビューを果たしたDEAR KISS。今最もハッピーな気持ちにさせてくれるアイドルグループの呼び声も高い彼女たちが、2022年3月16日に待望のメジャー第2弾シングル『ハッピー』をリリース。このタイミングで楽曲同様にとにかくハッピーな気持ちにさせてくれるインタビューを公開する。

◎DEAR KISS『ハッピー』リリース記念インタビュー

<「最近、感情を忘れちゃって」5人各々のハッピーエピソード?>

--今回は『ハッピー』リリース記念インタビューということで、まずは皆さんのハッピーエピソードを伺わせて頂きたいのですが……

四島早紀:ほら! 絶対聞かれるって……

伊山摩穂:楽屋で「絶対に聞かれるよ」って話していたんですよ(笑)。

--他のインタビューでも聞かれてる? やめておきます?

伊山摩穂:いや、みんな、ビルボードさん用に考えてきたらしいので。

齋藤里佳子:取材では、絶対に聞かれると分かったので、毎日ハッピーについて必死に考えています(笑)。

--無理やりハッピー探しちゃってるじゃん(笑)。では、せっかくなので、ひとりずつ聞かせて下さい。

四島早紀:私、プレイングマネージャーとして告知文言を考えることが多いんですけど、それが終わった瞬間ですね!「やったー! 終わったー!」ってなります。

--それ、完全に仕事終わりのOLじゃないですか。

一同:(笑)

四島早紀:終わったあとのお酒は格別ですね(笑)!

山田まひろ:私はコンビニで買い物したら、会計が777円だったこと。

一同:ハッピー!

山田まひろ:しかも、小銭もちょうど777円あったんですよ!

--そんなに他に良いことないんですか(笑)?

山田まひろ:アハハハ! じゃあ……

齋藤里佳子:いや、取っておいたほうがいいよ!

--小出しにしないとネタがなくなっちゃうんだ(笑)。

ののこ:私のハッピーストックは……

--ストックって言っちゃった(笑)。

一同:(爆笑)

ののこ:今、ハッピーストックがふたつあるんですけど、めっちゃ小さいハッピーがひとつと、私の中では大きいハッピーがひとつあるんですけど、どっちが良いですか?

--では、大きいやつをください。

ののこ:私のハッピーストックのいちばん大きいエピソードは、玉子焼きが上手く作れるようになったことです! 小学校の調理実習のときにみんなで玉子焼きを作ったんですけど、私ひとりだけスクランブルエッグになっちゃって、それがすごいトラウマだったんです。それ以来、ずっと玉子焼きは作ってこなかったんですけど、やっと克服できて一歩前に進むことができたんです!

--それが大きいほうのハッピーなの(笑)?

ののこ:私の中ではトラウマを克服できた大きいハッピーなのに!

一同:(謎の拍手)

齋藤里佳子:私のハッピーエピソードは、しばらくまほち(伊山摩穂)が体調を崩して休んでいて、久しぶりに戻ってきたんですよ。で、早紀ちゃんの生誕祭があったんですけど、そこで着る生誕Tシャツを見ながらみんなでツッコんで笑い合っている時間が「すごくハッピーだな」と思って。

--ようやくグッと来るハッピーエピソードが出てきた! では、そんなまほちのハッピーも聞かせて下さい。

伊山摩穂:ハッピーなこと……最近、感情を忘れちゃって。どこかに置いてきちゃったんですよ。でも、私はめっちゃ声フェチなんですけど、YouTubeで良い声の人を見つけられて、久しぶりに笑顔になりました(笑)。

--フリに対してオチが小さい(笑)。

伊山摩穂:でも、私、生きてるだけでハッピーだと思うんですよ。

--その境地に到達したんですね(笑)。というか、そもそもなんで感情を忘れちゃったんですか?

伊山摩穂:私、結構長いこと休んでいたんですけど、そうなるとメンバーとも会わないし、喋る相手もいないし……寝たきりだったんで、ハッピーなこともないし、無の状態になっちゃって。だから、久しぶりにメンバーのみんなと会えたときは嬉しかったです。あ! 休んでいるあいだに早紀ちゃんとののこが連絡くれたんですよ。「大丈夫?」みたいな感じで。それがハッピーでした(笑)!

--取って付けたように(笑)。

伊山摩穂:アハハハハ!

四島早紀:「あ、ハミガキしてなかった」ぐらいの感じで(笑)。

--まぁでも何より感情を取り戻せたことがハッピーですよね。

伊山摩穂:そうですね(笑)。

<DEAR KISS@2022年のモード~伊山摩穂のお悩み相談所?>

--そんなハッピーな5人組・DEAR KISSなんですが、2022年になってからはどんなモードで活動されていますか?

四島早紀:今は主にオンラインでリリースイベントをやらせてもらっているので、画面越しでしかファンの皆さんとお会いできていないんですけど、でも今はこういうご時世だから「自分たちが頑張るしかない」という気持ちで活動しています。でも、やっぱりファンの皆さんの前でライブがしたいですね! 本当は『ハッピー』のリリースに向けて遠征とかも予定していたんですけど、結果的にあまり地方には行けていないので、早くまた全国各地に行ける状態になってほしいです。

--続いて、まひろちゃん。

山田まひろ:私はその画面越しで何が出来るか考えたときに、サブリミナル効果というか、毎日いっぱい私たちのことを思い出してもらえるようにみんなでTikTokを始めたんです。私個人でもやっているんですけど、最近はグループでも撮り始めて、リリイベやサイン会の日も『ハッピー』の曲と共に動画を上げていて。そうやって『ハッピー』をどんどん広めていきたい気持ちが今は高まっています。

--のんちゃんはどうですか?

ののこ:2022年は『ハッピー』をリリースするということで、今年こそはみんなの前でもっといっぱいライブが出来るのかなと思っていたんですけど、またコロナが流行り出しちゃって、少し悔しい気持ちがあって。もう2年以上もオンラインが主流になっちゃっているし、同じことばかりやっていてもファンは離れていっちゃうし……だから今はそれが悩みでもあるんですけど、このご時勢で『ハッピー』という歌を出すからには、私自身もハッピーを届けなきゃいけないなって。

齋藤里佳子:そういう意味でも、4月10日に渋谷でワンマンライブ【DEAR KISS ONEMAN LIVE“DEAREST DREAM #9”~「ハッピー」release party ~ @Veats Shibuya】があるんですけど、それに向けて頑張っていきたい気持ちは強いですね。やっぱりメジャーデビューシングル『ダンスはキスのように、キスはダンスのように』のとき以上の盛り上がりを作りたいじゃないですか。その為にも、私自身もDEAR KISS自体も変化を見せていかなきゃいけないし、どうしたら前作より成長して数字的な部分も伸ばしているか。それについて真剣に考えていきたいなと思っていますし、20代のアイドルだからこそ出来ること、私たちだからこそ表現できる「ハッピー」を追及していきたいですね。

--まほちは今どんなモードで活動していますか?

伊山摩穂:悩んでいることがあって。私、SNSが出来なくて。

--アカウントが凍結したわけではないですよね?

伊山摩穂:それはないんですけど(笑)、SNSが苦手なんです。でも、こういうご時世だし、やらなきゃいけないじゃないですか。だから悩んでいるんですけど、その一方で特典会は好きになってきていて。昔は人と話すのが苦手だったんですけど、最近は「楽しませたいな」という気持ちが出てきたんですよ! ライブもただ「私のパフォーマンスを観てほしい」という気持ちから「みんなと一緒に盛り上がりたい!」という気持ちに変わってきていて、そういう面では以前よりみんなにハッピーを届けられているんじゃないかなと思っているんです。

--そうなると、あとはSNSの問題を解決するだけですね。なんで苦手なんですか?

伊山摩穂:まず注目されたくない。

--この仕事、向いてないじゃん(笑)。

伊山摩穂:そうなんですよ! 前のグループ時代を入れると、もう10年ぐらいアイドルやっているんですけど(笑)。ステージに立っているときはスイッチが入るから平気なんですけど、SNSはオフモードのときに書くことが多いから、そうなると「誰も求めてないじゃん」「見られたくないなぁ」とかネガティブな気持ちになっちゃって。

--もっと遊んじゃえば良いんじゃないですか? いろいろ考えてマジメにSNSを使おうとするから疲れちゃうんだと思うんですよ。

伊山摩穂:たしかに。ゲーム用のアカウントも持っているんですけど、そっちは一般人として使っているから何の気兼ねもなくいろいろ書けるんですよ。でも、伊山摩穂のアカウントは本当に動かせなくて……。もっと気楽に遊んじゃったほうがいいんですかね。昔、壁と同化している虫がいて、それを撮って載せたんですよ。そしたら、ママにめっちゃ怒られて。

一同:(笑)

伊山摩穂:ママに「あんた、おかしいよ」って。

--そしたら「ママに怒られた」って書けばいいんですよ(笑)。そっちのほうが面白いじゃないですか。

伊山摩穂:じゃあ、そのノリでやってみようかな(笑)。

<このツッコミは愛だな。ということはハッピーじゃん!>

--気付いたら、伊山摩穂のお悩み相談みたいになってしまいましたが(笑)、これから『ハッピー』を通じてどんなハッピーを皆さんに届けていきたいと思っていますか?

ののこ:コロナ禍でライブの回数が少なくなっているので、みんなに会える喜びが大きいじゃないですか。その会える喜び=ハッピーを素直に届けていけたらいいのかなって。みんなも私たちに会えることをハッピーに感じてもらえたら嬉しいし、DEAR KISSのライブに来たら誰もがハッピーになれると思っているし、私自身もみんなの前でライブが出来ることはすごくハッピーなので、そういうありのままの私たちを届けていけたらなって。

--今回のインタビュー、すでに数え切れないぐらい「ハッピー」というキーワードが飛び交っているんですけど、独自のハッピー論を持っている人っていますか?「ハッピーとは」みたいな。

山田まひろ:ハッピーとは……難しいですね(笑)。

四島早紀:そういうのは、里佳子が得意そう。

齋藤里佳子:私、メンバーからよくツッコまれるんですけど、それもひとつのハッピーだなと思えるようになってきて。結構強めにツッコんでくるんで、それで悩んだ時期もあったんですよ。メンバーはおいしくしようと思ってツッコんでくれているのに、私はそう捉えられなくて落ち込んじゃったりして、メンバーに対して壁を作るようになっちゃって、それでお母さんに相談したんです(笑)。そしたら、お母さんから「あんたが壁を作ってるからいけないんじゃない?」と言われて。

四島早紀:お母さん、良い人だ。

齋藤里佳子:それで「自分の気持ちがメンバーとの壁を作ってしまっていたんだな」と気付いて、その壁を今年は取っ払おうと思ったんですよね。 そしたら今は「このツッコミは愛だな。ということはハッピーじゃん!」と感じるようになって。

--自分が成長したからこそ感じられるハッピーですね。

伊山摩穂:小さい頃のハッピーって「欲しかったものをもらえた。ハッピー」とかじゃないですか。でも、今は仕事から帰ってきて「あー、疲れたなぁ」と一息つく瞬間。その疲れをしあわせと感じるようになったんですよ。

--それも大人のハッピーですね。

伊山摩穂:休んでいたからこそ、そう感じられたんだと思います。体調を崩してお休みもらって、何もすることがなくて「つまんないな」と思っていたので、なおさら、仕事をして「あー、疲れたなぁ」と感じられることはめっちゃハッピーなんだなって。

<4/10ワンマンへの意気込み~ミラーボールとクリエイティブへの想い>

--今回のインタビューを通して、今のDEAR KISSなら物凄いハッピーを届けられる気がしてきました。4月10日のリリースパーティーはどんなワンマンライブにしたいなと思っていますか?

四島早紀:すごく楽しみです! 大きいステージで格好良いDEAR KISSだったり、可愛いDEAR KISSをお届けできる最高の日なので、そこに思いっきり私たちの気持ちをぶつけたいなと思っています。

ののこ:久しぶりに大きいステージでライブが出来るので、本当に心から楽しみ。それに『ハッピー』のリリースパーティーということで、ひとりひとりのハッピーが重なり合って、私たちもファンのみんなのしあわせな気持ちが倍増していって、とても大きなハッピーを生み出せるようなライブにしたいですね。

山田まひろ:私もワクワクでいっぱいです。当日は緊張すると思うんですけど(笑)、Veats Shibuyaで前回ワンマンライブをしたときよりもDEAR KISSに慣れてきて、今すごく居心地が良いんですよ。だから観に来てくれるファンの皆さんにもそう感じてもらえるライブにしたいなって。こういうご時世なので、お家でひとり寂しく過ごしている人も多いと思うから、私たちのライブに来たときに「ここが自分の居場所だ」と思ってもらって、ハッピーで心温まる時間を過ごしてほしいなと思っています。

--楽しみにしています。そのワンマンライブを成功させた先のお話も伺いたいのですが、今現在の目標って何かあったりしますか?

齋藤里佳子:私はずっと「新木場STUDIO COASTでワンマンライブがしたい」と掲げてきていたんですけど、今年の1月に閉館してしまって……。あの会場でやりたいと思った理由は、対バンイベントで何度かメインステージに立たせてもらったときに「あの大きなミラーボールの下でワンマンライブがしたい」と思ったからなんですよ。インディーズ時代に『ため息の世界はいらない』をリリースした頃からメンバー間でもそうだし、スタッフの皆さんもファンのみんなも「ミラーボール=DEAR KISS」という印象を抱くようになったと感じていて、実際に新木場STUDIO COASTで『ため息の世界はいらない』を披露したことがあるんですけど、そこでみんなが手を挙げて踊ってくれていた光景がずっと脳裏から離れなくて……

--それをワンマンライブでも体感したかったんですね。

齋藤里佳子:でも、閉館してしまったから……

--では、大きなミラーボールがある会場を探しましょう。

齋藤里佳子:もしくは、大きいミラーボールを取り寄せます!

四島早紀:え、お願いします。

ののこ:お願いします!

--齋藤里佳子個人で用意させようとしている(笑)。

伊山摩穂:ハハハハ!

四島早紀:結構高いらしいから、助かります(笑)。

ののこ:やったー! ありがとう!

齋藤里佳子:じゃあ、そのミラーボールの為にもいっぱい売り上げられるように頑張ります(笑)!

--とんでもないミッションが始まりましたね(笑)。まほちもそうした目標や夢ってあったりしますか?

伊山摩穂:今回のワンマンライブもおそらく自分たちでセットリストを組んで、どういう構成にするか考えると思うんですけど、いずれかはもっと踏み込んだところのクリエイティブにも関わっていきたいんです。目で見ても楽しめるセットを小物とかも含めて考えたり……

--じゃあ、ミラーボールも必要だね。

伊山摩穂:…………。

齋藤里佳子:「それは違う」みたいな顔しないで(笑)。

伊山摩穂:セカオワ(SEKAI NO OWARI)さんのライブのような、目でも耳でも楽しめる空間を創りたいんですよね。セカオワさんと言えば「あのライブの世界観だよね」みたいな感じで、DEAR KISSでも徐々にそういう世界観を空間や演出も含むライブ全体で表現していけるようにしたいんです。いきなり何もかも実現するのは難しいと思うんですけど、いつかのライブでまほが映像を作ったことがあって、ああいうこともいっぱいしていきたいなって。

--今回のインタビューは、夢とハッピーが膨らむ内容になったと思います。最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いしたいんですが、例えば、今、DEAR KISSのライブに来たら……

四島早紀:ハッピーになれます!

--たしかに! 誘導したみたいになっちゃいましたけど(笑)。

四島早紀:めちゃくちゃハッピーになれます!

伊山摩穂:締まったぁ!

--では、インタビューは以上になります(笑)。

伊山摩穂:今回もたのしかったです(笑)。

Interviewer:平賀哲雄
Photo:白井絢香

◎DEAR KISS「ハッピー」MUSIC VIDEO
https://www.youtube.com/watch?v=W5ZbTCldUIg

◎DEAR KISS「ハッピー」メイキング映像
https://www.youtube.com/watch?v=X2Nnjw5X_ao

◎リリース情報
シングル『ハッピー』
2022/3/16 Release
<初回限定盤A【DEAR盤】>
CD+DVD:VIZL-2015 2,750円(tax in.)
<初回限定盤B【KISS盤】>
CD+Photo Booklet:VIZL-2016 2,750円(tax in.)
<通常盤【DK盤】>
CD:VICL-37624 1,500円(tax in.)

◎イベント情報
【DEAR KISS ONEMAN LIVE“DEAREST DREAM #9”~「ハッピー」release party ~ @Veats Shibuya】
日時:4月10日(日) OPEN/15:30 START/16:30
場所:Veats Shibuya
https://w.pia.jp/t/dearkiss-t/