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28日(月)に続いて、29日(火)も、細い月と3つの惑星の共演が楽しめそうです。日の出前の時間帯に、細い月が金星・火星・土星に接近します。南東に開けた場所で観測するのがポイントです。

日の出前 細い月と3つの惑星の共演

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28日(月)に続いて、29日(火)も、細い月と3つの惑星の共演が楽しめそうです。

朝早い時間帯になりますが、日の出前、南東の低い空を見上げてみてください。

なお、29日(火)の日の出の時刻は、札幌5:23、仙台5:27、東京5:33、名古屋5:44、大阪5:50、福岡6:11、那覇6:24です。

金星と土星が接近し、その東側には赤く輝く火星も見られ、3つの惑星が三角形に並びます。

この惑星のトライアングルを、29日(火)にかけて、新月前の細い月が通り過ぎていきます。

にぎやかな共演となりますが、29日(火)は、28日(月)とは見え方は少し変わり、ちょうど土星の下にあたる空の低い位置に月が位置します。

高度が低いため、観察の際には、かなり低い空まで見られるような、視界の開けた場所が望ましいでしょう。

29日(火)明け方の天気は?

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29日(火)は、沖縄や九州では雨の降る所があり、観測は難しいかもしれません。

四国から関東にかけての太平洋側は雲がかかりますが、薄雲が中心で、観測のチャンスはありそうです。

見られる可能性が高いのは、日本海側のエリアや北日本です。

九州から北陸にかけての日本海側や東北、北海道は、午前3時から午前6時の時間帯は晴れて、朝早く起きることができれば、月と惑星の共演が見られそうです。

冷え込む時間帯になりますので、観測の際には、しっかりと着込んで暖かくしてください。