キャンプと言えば青空の下でお酒を楽しむ方も多いことでしょう。焚火を囲みながら家族や仲間達とワイワイしながら飲むお酒は格別ですよね。

そしてお酒を飲む際、美味しいおつまみは欠かせないものですが、せっかくならば特別感があるおつまみを作りたいものですよね。

そこでおすすめなのが独特の風味と味わいが魅力的な燻製料理です。お家の中ではなかなか作らないものだからこそ、作っている工程までも楽しむことができますよ♪

意外と簡単に作れる燻製料理に挑戦してみませんか?
意外と簡単に作れる燻製料理に挑戦してみませんか?
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キャンプ場で燻製を作る際に必要な道具は?

一言で燻製料理と言っても調理する温度によって『熱燻』・『温燻』・『冷燻』の3種類に分かれており、キャンプ場で作る場合は熱燻が特におすすめ。熱燻は80~140度の高温で食材を燻す方法で、5分~1時間程度で仕上がることから、他の方法に比べると短時間で調理することが可能です。

温度管理も非常に簡単で、食材そのものの水分が残った状態のまま完成するのでジューシーな触感に仕上がります。ただし、長期保存には向いていないため、できるだけ当日~翌日中には食べ切るようにしましょう。

燻製料理を作る際は熱源(カセットコンロや焚火)、スモークチップ、食材、煙で食材を燻すのに適した形の『燻製器』が必要ですが、既に自宅にあるもので調理したい場合は、食材とスモーク源が二重構造になっていれば作れるので中華鍋などの深めのフライパンと焼き網、蓋の代わりにステンレンスボウルを代用してもOKです。

【参照】

オールアバウト趣味

ビーパル

キャンピングカーのフジ

うやまリゾートのウヤリゾ日記

作りながらスモーキーな香りに癒されること間違いなし。
作りながらスモーキーな香りに癒されること間違いなし。

ビールが思わず進む!『鶏ささみの燻製ジャーキー』

高タンパク質でダイエット中のおつまみにもおすすめ!鶏ささみの燻製ジャーキーのレシピです。そのままはもちろん、味変アイテムとしてマヨネーズや七味唐辛子をかけて食べても美味しいですよ。

~鶏ささみの燻製ジャーキーの作り方(2人分)~

<材料>

・ささみ 6本

・醤油 100cc

・みりん、料理酒 各50cc

・砂糖 大さじ1

・おろしにんにく、おろし生姜 各小さじ1/2

<作り方>

(1)小鍋にささみ以外の材料を加え、煮立たせたら冷ましておきます。

(2)ファスナー付きのビニール袋に1と筋を取り除いたささみを加えたら封をし、クーラーボックスに入れて1時間程度寝かせます。

(3)2のささみをファスナー付きのビニール袋から取り出し、5分程度風乾させます。

(4)燻製器もしくは中華鍋の底にアルミホイルを広げ、その上に桜チップ→網の順番でのせます。

(5)網の上にささみをのせ、蓋をして強火で5分程度加熱したら弱火で更に5分加熱します。

(6)火を止めて蓋をした状態のまま8分間放置したら完成です。

噛めば噛むほど鶏肉の旨味が溢れ出す一品。
噛めば噛むほど鶏肉の旨味が溢れ出す一品。

めんつゆで簡単★『スモークエッグ』

スモークエッグはおつまみだけでなく、小腹が空いた時のおやつや朝食の一品にも最適。めんつゆ1つで味をつけるので料理が苦手な方も気軽に挑戦することが可能です。

また、ゆで卵は余熱で火が通りやすいので6分程度茹でたら冷水で手早く表面を冷やすようにしましょう。

~スモークエッグの作り方~

<材料>

・卵 4個

・めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2~3

<作り方>

(1)常温に戻した卵を沸騰したお湯で6分程度茹でます。

(2)茹で終わったら鍋からすぐに取り出し、水で洗いながら殻を剥いていきます。

(3)2のゆで卵とめんつゆをファスナー付きのビニール袋に加え、空気を抜きながら封をします。

(4)3をクーラーボックスに入れ、1時間程度寝かせます。

(5)燻製器もしくは中華鍋の底にアルミホイルを広げ、その上に桜チップ→網の順番でのせます。

(6)網の上に味付きのゆで卵をのせ、煙が立ってきたら15~20分程度加熱して完成です。

とろ~り半熟状の黄身がたまらない!
とろ~り半熟状の黄身がたまらない!

燻製料理は鶏ささみやゆで卵以外にもプロセスチーズ、ししゃも、ナッツ類、練り物(はんぺん、ちくわetc...)などの食材も大変おすすめです。

キャンプ場でお酒を飲む予定がある方は是非試してみて下さいね。

キャンプをしながら花見も楽しめる春の季節。年に一度だけの最高の時間を思いっきり楽しもう!
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