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今夜(20日)、月が火星に接近します。レモンのような形の月と地球最接近をおよそ2か月後に控えた明るい火星が寄り添う様子が楽しめます。見られる所は?

月が火星に接近

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今日20日の深夜から明日21日の明け方にかけて、月と火星の共演が楽しめます。

火星は地球との接近をおよそ2年2カ月ごとに繰り返していますが、今回は地球との最接近を約2か月後(2025年1月12日)に控えているため、マイナス0.2等級まで明るくなっています。澄んだ夜空に光り輝く火星に、月齢19のレモンの形のような月が寄り添う姿が見られるでしょう。月齢19の月は寝待月(ねまちづき)と呼ばれ、日没後から出てくるまでの時間が長く、寝ながら待つということからこのような名前がついています。東京の日没は16時31分ですが、その後ゆっくりと時間を経て、20時33分に月が出始めて、火星との共演が楽しめるでしょう。

どこで見られる?

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今夜(20日)、月と火星のコラボを楽しめる所は、北海道の太平洋側、東北北部、そして近畿、中国地方、四国、九州南部などです。北海道の日本海側や関東、東海などはあいにくのお天気になりそうです。

次回、月と火星が接近するのは12月17日から19日です。地球最接近をおよそ1か月後に控え、ますます明るさを増して光輝く火星が楽しめそうです。