(撮影/小原雄輝)
(撮影/小原雄輝)
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 23日放送の「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ)は、「優等生ママ芸能人No.1決定戦」の2時間スペシャル。タナカ先生に呼び出された生徒は、小倉優子、菊川怜、澤穂希、スザンヌ、吉岡美穂、渡辺満里奈ら総勢10人。そのひとりの山口もえと、夫である「爆笑問題田中裕二の人気記事を振り返る(この記事は「AERA dot.」2019年4月16日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は当時のもの)。

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 働きながら子育てに奮闘する日常をテーマにした「オリックス 働くパパママ川柳」の入賞作品が発表された。特別審査員として最終審査に参加したお笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二さん(54)は、妻でタレントの山口もえさんと小学5年生、2年生、1歳(年齢は今年3月の取材当時)の3人の子育てに「毎日毎日綱渡り」で奮闘中。だからこそ「クスッとでも、ニヤッとでも笑っていられる方が良い」と語る。働くパパとしての日常や、仕事とプライベートのやりくり、世代間の意識の差についても聞いた。
 

――子育てのルールや気をつけていることなどあれば教えてください。

 ルールは特にありませんが、仕事でどんなに遅く帰ってきても、朝は必ず起きて、顔を見るようにはしていますね。1人はまだ赤ちゃんなので、ママは赤ちゃんが起きているとそっちにかかりきりになります。朝は僕が小学5年生と2年生の子たちを起こして、「何食べるの?」と聞いて朝食を準備しています。朝が弱い子もいるので、起こす作業も必要なんですよ。そして7:50には学校に行く子たちを「行ってらっしゃい」と見送り、下の子を保育園に送り届けて、仕事に行っています。

――山口もえさんが仕事に本格復帰されて1年近くになりますが、家事の分担はどうしていますか。

 復帰したとはいえ、ものすごいペースで仕事をしているわけではないんですが、今日はどっちが保育園の迎えに行けるのかを相談しながら、何とかお互いの仕事をやりくりしていて、毎日毎日綱渡りです。今日は僕がこの後、保育園に迎えに行くんですが、子どもが「パパー!」って嬉しそうに走って来るのがとっても幸せな瞬間ですね。

――夫婦ともに芸能の仕事をされていると、時間の調整が大変そうですね……。

 そうですね、時間が決まった仕事じゃないので、今日は早いとか遅いとかお互いにあるんですよ。「やばいどうしよう、この日はどっちも行けない!」ってことももちろんあるし、スケジュールがわかったら調整して、本当にその日その日でやっている感じです。

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娘に「パパ、枕臭い!」と言われ…