進学や就職、異動や転勤など、新たな出会いに心躍る新生活をシーズンさせた人も多いと思います。
その一方で、春から夏にかけては、ついつい頑張り過ぎてしまって疲れが溜まってしまいがちですが、
季節は早いもので、ゴールデンウィーク(GW)ももう間もなくですね。
北陸新幹線や北海道新幹線の開業によって国内旅行が大人気のいま、直前になってあたふたしないよう、早めにGWの計画を立て英気を養ってくださいね!

「ボディ休暇」をしっかり取って体をリフレッシュさせると、エンジンのかかり具合が違います
「ボディ休暇」をしっかり取って体をリフレッシュさせると、エンジンのかかり具合が違います
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海外のデトックスツアーの充実内容に注目

誰もが忙しい毎日を過ごす現代。
──「生命の科学」ともいわれるインド・スリランカ伝統医学「アーユルヴェーダ」を通じて癒され、心身ともに健康になれる場所で心と体を浄化する──。
こうした目的で組まれたツアーを目にすることが多い昨今、豊かな自然環境のなかでの健康的な食事をはじめ、太陽、月、星のリズムに合わせた健やかな生活を実践するスリランカや南インドが、今とても注目されているんです。
では、海外の「デトックスツアー」と銘打たれたツアーではどんなことを行っているのでしょう。
アーユルヴェーダってイメージがわかない?という人には、例えば……
「太陽がのぼる早朝から行うヨガレッスン」「オーガニックな野菜やスパイスを使った食事」「毎日違うメニューで飽きることのない健康食」「旬の果物もたくさん食べられる」etc.
もちろん、こうした施設にはテレビがありません。日中はプールや海に浸かってゆったりとした時間を過ごし、太陽が沈む頃に滋味豊かな食事を取り、自然と眠りにつく……。
当然ながら、アーユルヴェーダ(予防医学・ 代替医療)に基づいた食事指導も行っているので、医師の診断によって本格的に体質改善をしたい人にはオススメのツアーなのです。
こうした内容を知れば知るほど、不健康な毎日を過ごしている人は参加したくなりませんか?

滋味豊かな食事がやはり大切
滋味豊かな食事がやはり大切

解放感たっぷりな国内のデトックスツアーも!

昨今では国内にも、オーガニック食事や、プチ断食、ヨガやマッサージを体感できる「アーユルヴェーダ」の施設があるのをご存じですか?
ショッピングや観光なら、気の合うお友達との一緒のほうが楽しいでしょうが、「デトックスツアー」なら自分自身を見つめ直すいい機会として、一人での参加が望ましいところ。
もちろん施設内では、仕事や家庭、人間関係、パソコンも携帯電話も全部忘れることが大切。
普段とは違うリズムのなかでゆったりとした時間を過ごし、穏やかな心持ちでの読書や散歩をすれば、頭の中もスッキリ!
日常に戻った後も家事や仕事、勉強への効率化がはかれそうですし、何より心身へ大きな変化を実感できるはずです。

一緒が安心!子連れで楽しめるデトックスツアーも!

国内施設のなかには「子ども連れOK」のデトックスツアーを実施しているところもあり、最近「ママさん」や「パパさん」の参加もとても多いそう!
また、こうした施設には、アレルギーをもつお子さんに対応しているところもあるうえ、本格的なマクロビ食(「マクロビオティック」の略語)体験はもちろん、ホメオパシー、自然散策、自然体験など内容も大充実。
深長な世界観と意味をもつ「マクロビオティック」の一語ですが、その意味を簡単に要約すると、
── ソクラテス以前にギリシャの哲学者や医学者が使用した言葉に「マクロビオス」という言葉があり、「自然に即した生活、健康と長寿と平和な心を確立するための生き方」という意味をもつ造語が「マクロビオティック」。具体的には肉・魚・卵・乳製品は摂取しない玄米菜食の食事になります。
また、「ホメオパシー」も聞き慣れない言葉ですが、これは、
── ギリシャ語の「同じ」を意味する「ホメオエ(homeoeo)」と、「病気」を意味する「パシー(pathy)」を合わせた言葉。近代西洋医学のように症状を抑え込む療法とは正反対の、「症状を出し切ることで治癒していく同種療法」を指します。
新年度は、新生活のスタートさせたお子さんをもつお母さんにとっても何かと気ぜわしい時期。
そんなお母さんも、がんばりすぎている自分の心に少しブレーキをかけ、体をいたわる機会を作ってあげることも大切です。
もちろん「GW期間中は家でゆっくりしたい」という人も、一日のんびりスパでリフレッシュするのもいいかもしれません。忙しい毎日を当たり前とせず、たまには自分にご褒美をあげてくださいね。

たまには自分にご褒美を!
たまには自分にご褒美を!