彼岸も過ぎ、「弥生も末の七日(三月二十七日)」が近づいてきました。 当時、四十六歳になっていた松尾芭蕉。昨秋に前の旅から戻って間もない春に、またも旅心を抑えきれず、みちのくへと旅立ちました。気紛れな芭蕉さんの旅と春とは…?

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