メイン画像
この記事の写真をすべて見る

今日27日(水)は雨上がりで気温が高く、花粉がたくさん飛ぶ条件が揃います。東海・関東・東北では「非常に多い」予想です。週末にかけても気温の高い状態が続き、「非常に多い」所があるでしょう。お花見を予定されている方は花粉対策を忘れないようにしてください。

東海・関東・東北で花粉が「非常に多い」

画像A

昨日の春の嵐から一転、今日27日(水)は天気回復が回復し、全国的に晴れるでしょう。日中は昨日より気温がグンと上がり、春の陽気になりそうです。

雨上がりで気温が上がるため、花粉の飛散量が増えるでしょう。
九州から北陸は広く「多い」予想で、場所によっては「非常に多い」予想も。九州を中心にヒノキ花粉が主体になっている所が多く、ヒノキで症状が出やすい方は要注意です。東海・関東・東北は「非常に多い」予想です。ヒノキの飛散が増えている所が多いですが、東北はスギ花粉がたくさん飛ぶでしょう。

お花見は花粉対策を忘れずに

画像B

明日28日(木)から29日(金)は再び広く雨が降るため、花粉の飛散が収まる所もありますが、30日(土)からは晴れて気温がさらに上がるでしょう。このため花粉の飛散量は東海・関東・東北で再び「非常に多い」予想で、来週はじめにかけても花粉の大量飛散が続きそうです。

この先は九州から関東では桜が開花ラッシュとなりそうですが、お花見を予定されている方は花粉対策を忘れないようにしてください。

外出時の花粉対策

画像C

花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。