アリアナ・グランデ、「we can't be friends」MVは“有害な”関係を描くものと語る
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 アリアナ・グランデは、最近公開した「we can't be friends (wait for your love)」のミュージック・ビデオで、2004年のジム・キャリー主演のSFロマンス映画『エターナル・サンシャイン』に最高のトリビュートを捧げている。ミュージック・ビデオは、元恋人のすべての思い出を忘れるために、記憶を抹消するという映画の設定が再現されている。そして、現地時間3月13日に公開された新しい舞台裏映像の中で、グランデはどのようにしてこの映画をパーソナライズされたビジュアルで表現したかを語った。

 「映画“エターナル・サンシャイン”が完璧なものだと感じたため、このミュージック・ビデオは私たちなりのショート・バージョンです。2人のキャラクターは、有害な関係の連鎖を断ち切ることになります」とグランデはミュージック・ビデオのスノーエンジェルのシーンのセットでカメラに向かって話した。
 
 この舞台裏映像でグランデと一緒にプロジェクトについて語ったクリスチャン・ブレスラウアーがミュージック・ビデオの監督を務めた。ミュージック・ビデオで、グランデは元カレとの日々を振り返っている。新しく公開された映像で、グランデは元カレを演じたエヴァン・ピーターズを“素晴らしい”と絶賛しており、2人が撮影の合間に笑い合ったり、グランデがテレビシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』に出演したピーターズの肩に頭を寄せる姿が映っている。

 「それは、痛みを消し去り、誰かのために最善を尽くすことだけを望むということです。たとえそれがお互いではなくても。誰かが間違っているわけではなく、敵でもありません」とグランデは付け加えた。

 ブレスラウアーが、誰もがいつかは失恋を経験するものだと話すと、【グラミー賞】を受賞したグランデは「あるいは何度も経験するでしょう」とカメラに向かい、知っているかのように微笑んで自身の過去の恋愛運を揶揄した。

 現地時間3月9日にリリースされたグランデのニュー・アルバム『エターナル・サンシャイン 』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”での首位デビューを狙っている。同作からは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を飾った「yes, and?」の1曲だけが先行リリースされた。