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3月の星空・天文情報です。13日から14日にかけて月が木星に近づき、15日には月がおうし座のすばるに近づきます。25日には水星は東方最大離角となり、水星を観察するチャンスです。

冬の星座から春の星座へ

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20日に春分を迎える3月。昼の時間が長くなり、星が見え始める時刻もだんだん遅くなっていきます。

3月は冬の星座と春の星座の入れ替えの季節です。冬の星座は夜の前半のうちに西に傾いていき、しし座を筆頭に春の星座が夜空を駆け上っていきます。

25日は満月 3月の満月は「ワームムーン」

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3月は、25日16時00分に満月を迎えます。
満月には英語圏で様々な呼び名があります。4月は「ピンクムーン」、6月は「ストロベリームーン」などと月ごとに呼び方が変わります。3月の満月は、土から虫が顔を出す頃などから「ワームムーン」と呼ばれます。このような呼び名を思い出しながら、月を眺めてみるのも良さそうです。

なお、25日の東京の月の出は17時58分です。

【参考サイト】The Old Farmer's Almanac
AstroArts

月が木星やすばるに接近

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13日から14日にかけて、細い月が木星に近づきます。

13日は月が木星より低い位置に、14日は月が木星より高い位置に見えます。

また、15日になると、月がおうし座のすばる(プレアデス星団)に近づきます。ただ、月の明るさで星団の星々を肉眼で見つけることは難しいかもしれません。双眼鏡などを使うと良いでしょう。

25日は水星が東方最大離角

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25日には水星は東方最大離角となります。この日の前後には日の入り直後の西の低空で水星が見つけやすくなります。

水星は太陽系の最も内側を公転している惑星です。このため、見かけの位置が太陽から大きく離れることがなく、見つけやすくなる時期は太陽からの見かけの位置が離れる「最大離角」の前後に限られます。

今回は、水星よりも少し高い位置に木星が明るく輝いて見られます。この木星を目印に、水星を探してみると良いでしょう。

水星は空の低い位置に見えるため、西の空が開けている場所で観察してください。

日中は春の暖かさとなっても、夜はまだ冷え込む時期です。星空観察の際はしっかりと寒さ対策をなさってください。