
米アップルによる発表会が9月9日(日本時間10日)に開催され、iPhoneの新機種「iPhone6s」、「iPhone6s Plus」への注目度が高まっている。
アップル製品愛用者にはもちろん、そうでない人にとっても気になる存在である新型iPhoneだが、実際に欲しいと思っている人は日本にどのくらいいるのだろうか。
スマートフォン・モバイルのマーケティングを行っているMMDLabo株式会社が、新型iPhoneの発売に先駆け、9月1日~3日に、3000人を対象に新型iPhoneに関する調査を実施した。新型iPhoneに「興味がある」と答えたのは「やや興味がある」とあわせて、全体の43.8%。実際に「購入したいと思う」「やや購入したいと思う」があわせて30.4%。全体の3割に購入意欲があることが判明した。
購入したい理由については「更新のタイミングだから」39.7%、そして「iPhoneに興味があるから」がそれを上回る43.4%。更新のタイミングにかかわらず、欲しいと感じる「iPhoneファン」ともいえるユーザーが一定数いることが改めて分かってきた。
また、購入意欲のある層をキャリア別に見ていくと、ドコモユーザーが26.1%、auユーザーが29.5%だったのに対して、ソフトバンクユーザーが35.4%と最も高い興味を示した。
新型iPhoneが発表されるたび、話題になるのがサイズ。これについては発売前からさまざまな臆測が飛び交っているが、実際のところユーザーはどのくらいのサイズの機種を望んでいるのだろうか。
購入希望者に、新型iPhoneのサイズとして噂されていた「4インチ(約10センチ)」「4.7インチ(約12センチ)」「5.5インチ(約14センチ)」のどれに興味があるか調査を実施した。結果、4インチに31.4%、5.5インチに33.6%、4.7インチに46.4%が興味があると回答。やはり使いやすさを重視してか、大きめながら手のひらに収まるサイズの4.7インチの人気が高いようだ。
多くのアップル製品ファンが注目する「iPhone6s」、「iPhone6s Plus」。日本に上陸すれば、また大きな話題になりそうだ。
(ライター・横田 泉)