本日公開『カラーパープル』から独占映像解禁、ハリー・ベイリー作/歌の劇中曲歌唱シーン公開
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 本日公開のミュージカル映画『カラーパープル』より、主人公セリー(フィリシア・パール・エムパーシ)と妹ネティ(ハリー・ベイリー)が歌い上げる「Keep It Movin’」のミュージカルシーンがBillboard JAPAN独占先行解禁された。

 ミュージカル映画『カラーパープル』のオリジナルは、スティーブン・スピルバーグが【ピューリッツァー賞】受賞のアリス・ウォーカーによる同名小説を原作に、『E.T.』の後初めてシリアスな作品に挑んだ1985年の作品『カラーパープル』。その名作が38年の時を経てミュージカル映画としてスクリーンによみがえる。

 製作には、スピルバーグを始め、当時映画初出演だったオリジナル版で【アカデミー賞(R)】助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリーや、同じくオリジナル版で作曲賞と歌曲賞ノミネートのクインシー・ジョーンズが顔を揃え、新鋭ブリッツ・バザウーレ監督が希望と自己肯定感を求める女性たちの姿をエモーショナルにとらえる。

 主人公セリーの若き日を演じるのは、今作で女優デビューとなるフィリシア・パール・エムパーシ。その妹のネティは『リトル・マーメイド』のアリエル役でブレイクしたハリー・ベイリーが演じている。

 このたび解禁された映像では、流木が流れ着いた砂浜で手を取り合いながら仲良く歌う姉妹の姿が映し出され、「雨の日もあるけど 進もう前へ つらい時も自分次第 進もう前へ。何があっても魂は壊されない」と、軽快な楽曲「Keep It Movin’」で妹のネティが姉セリーを勇気づける。

 ネティを演じたベイリーは、「セリーの方が姉ではあるけど、色んな意味でネティが彼女を守っているし、自分の意見を言えないセリーに代わってネティが彼女を擁護したりもする。そんなネティの勇気、特にセリーとの関係における勇気が本当に素晴らしいわ」と話す。

 「Keep It Movin’」は、実の姉とともに姉妹デュオとしても活躍し【グラミー賞】ノミネートアーティストでもあるハリー・ベイリーが、本映画のために作ったオリジナル楽曲だ。『カラーパープル』は自身も大ファンで、家族の何世代にも渡って大きな存在だったというベイリー。「自分が作った曲をこの映画の中で使ってもらえるなんて夢みたいだった」と振り返る。

 一方、「Keep It Movin’」が一番のお気に入りだというセリー役のエムパーシは、「思春期のスピリットが反映された楽しい曲。ドラムビートが多用されたパワフルな曲で、怒りで裏打ちされている。人生は色々なものを投げつけてくるけど、とにかく動き続けなければいけない、生き続けなければいけない。なぜなら太陽が必ずまた輝くから、とネティがセリーに言っているの。軽い歌い出しからパワフルな賛歌になっていく感じが大好き」とコメントしている。

 映画『カラーパープル』では「Keep It Movin’」の他にも、【グラミー賞】受賞アーティストであるファンテイジア・バリーノが歌う「I’m Here」や、セリーの運命を変えるシュグ(タラジ・P・ヘンソン)が歌う「Push Da Button」など、ミュージカル映画ならではの力強い歌が劇中で聴かれる。


◎映画情報
『カラーパープル』
2024年2月9日ロードショー
製作:オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグ、スコット・サンダース、クインシー・ジョーンズ
監督:ブリッツ・バザウーレ
原作:アリス・ウォーカー
出演:ファンテイジア・バリーノ、タラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックス、コールマン・ドミンゴ、コーリー・ホーキンズ、H.E.R.、ハリー・ベイリー他
配給:ワーナー・ブラザース映画
<STORY>
優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリーは、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会う。彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す──

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