マルーン5、結婚式にサプライズ登場する「Sugar」MVが自身初の40億再生突破

 今週、マルーン5による2本のミュージック・ビデオがYouTubeの再生回数において大きな節目を迎えた。まず、アルバム『ジョーディー』からの切ないシングル「Memories」のMVが10億再生を達成した。

 2019年にリリースされた失われた友についての曲で、バンドの長年のマネージャーだったジョーダン・フェルドスタインの死にインスパイアされている。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高2位を記録した同曲のMVは、デヴィッド・ドブキンが監督し、黒い背景の前で髭を生やしたフロントマンのアダム・レヴィーンが哀しいリフレインを歌うアップのショットで構成されている。その後、カメラはゆっくりと引いていき、レヴィーンの上半身を映し出す。周りで光が動くと、彼は暗闇の中に取り残され、「ジョーディーに捧げる」というフレーズで幕を閉じる。

 さらには、2014年のシングル「Sugar」のMVのYouTube再生数が、今週40億回を突破した。レヴィーンがマイク・ポズナー、ドクター・ルーク、ジェイコブ・ヒンドリン、ヘンリー・ウォルターと共に書いたこの曲はバンドの5枚目のアルバム『V』に収録されており、「Memories」同様にHot 100で2位を記録した。

 映画『ウェディング・クラッシャーズ』にインスパイアされた、ドブキン監督による遊び心溢れるMVは、米ロサンゼルスで撮影され、バンドが1日に複数の一般人の結婚式にサプライズで登場する様子が描かれている。ビンテージのオープンカーに乗ったバンドは、披露宴で即席のコンサートを行うために機材を持って現れ、次々と新郎新婦を混乱させ、集まった友人や家族を喜ばせている。この5分間のMVは、レヴィーンが幸せそうなカップルとハイタッチしたりハグをしながら、「今までで最もクールだ、本当に最高だ」と言うところで終わっている。

 「Sugar」は、初めて40億再生を記録したマルーン5のMVで、他には2018年のシングル「Girls Like You」が35億再生、「One More Night」が10億再生、そして「Animals」「Payphone」「Moves Like Jagger」などが8億再生を超えている。

 マルーン5は、2019年に米アトランタで開催された【第53回NFLスーパーボウル】のハーフタイム・ショーでヘッドライナーを務めて以来、「Memories」をはじめ、「Nobody's Love」(2020年)、ミーガン・ザ・スタリオンをフィーチャーした「Beautiful Mistakes」(2021年)、そして昨年の「Middle Ground」など単発シングルをリリースしており、2023年3月にパークMGMでラスベガスのレジデンシーをスタートさせるなど、精力的に活動している。それ以来、新作のリリースをほのめかしてきたが、2021年の『ジョーディー』以降フル・アルバムをリリースしていない。米ラスベガスのドルビー・ライブ・アット・パークMGMでのバンドのレジデンシー公演は今年の夏から秋にかけても続き、5月、6月、9月、10月に16公演が予定されている。